恐竜好きの息子が図書館から借りてきました。
タイトルからは想像もつかない内容でした。
ティラノサウルスがアンキロサウルスの赤ちゃんに向かって言った
「おまえうまそうだな」の一言。
「ウマソウ」を自分の名前だと思い込み、
名前を読んでくれたティラノをパパと勘違いするアンキロ赤ちゃん。
ティラノはびっくりしますが、
すっかり心を許してなついてきたアンキロに、
愛情を抱くようになります。
「パパのようになりたい」というアンキロに、
「オレのようになっちゃいけないんだ」というティラノ。
もうすっかり親心です。
とっても切ないです。
最初は笑いをとってるのかなと思いましたが、
実はとってもまじめな本。
親子の愛情についても深く考えさえられました。