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かあさん どうして」 みんなの声

かあさん どうして 作:谷川 俊太郎
絵:中村 悦子
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2010年07月
ISBN:9784333024483
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,568
みんなの声 総数 18
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18件見つかりました

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  • これも、美しい絵本です

    谷川さんの詩の美しさと、中村さんの絵の美しさが見事にマッチしています。
    こうさぎたちの質問に、淡々と答えているのはお母さんうさぎでしょうか。
    その答えが見事です。季節の移り変わりとともに4匹いたうさぎが3匹になって行きます。いつ子離れしたのでしょう? 字のないページもあり、絵を読むのに時間をかけられます。
    こういった美しい絵本は、まず大人がじっくり味わい、そこから得たものを大切にしたいものです。

    投稿日:2013/09/04

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  • 心が洗われる

    谷川俊太郎さんの繊細な詩と、中村悦子さんの温かい絵のコラボレーション。
    心が洗われる絵本でした。

    よく子どもに「どうして?」とたずねられることがありますが、うさぎのお母さんのように、きれいな言葉で返事をすることは難しいです。
    でも、子どもの質問に一つ一つ、向き合って、答える姿勢を見習いたいと思いました。

    「川はどうして休まないの?」「それはね、海の母さんが、川の帰りを待っているのよ」が大好きでした。

    投稿日:2013/08/03

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  • 絵はきれいですが大きなお子さんにお薦め

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    中村悦子さんが絵を描いています。
    中村さんは「つるばら村」シリーズ(茂市久美子:作)の挿絵を描かれています。森の風景や小動物たちの絵がとても優しくて素敵に表現される方です。

    谷川さんの詩はもういうことなくて、寄せては返す波音を聞いているような気持ちになる言葉でした。

    絵本の作品の作り方もこだわりを感じました。文章と絵の配分とか…。

    作品の中に描かれているうさぎの子供たちの成長とともに、
    この絵本を聞き終えた(見終えた)子どもたちが続きの世界を想像してくれたら素敵だなと、思います。

    私はすごくいいと思ったのですが、うちの下の子にはもう一つ「詩の心」は分からなかったようで、小6かなのに「母さんうさぎ、うそ言っているよ〜」とか茶化していました。
    なので、絵はとてもきれいですが、あまり小さなお子さんたちには早いかも。もうちょっと大きくなったらもう一度読んでみようかな?

    投稿日:2012/01/14

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  • うさぎの親子が、川についてたくさんの問いをしている詩のような本です。趣はありますが、子供向けという感じではないですね。むしろ大人が読んだらいいのかも?文章のない絵だけのページがあるので、子供に読み聞かせているときただ黙ってページを何ページもめくるのも芸がないので、とりあえず「あー、ここに○○がいるね」とか言いながらめくって読みました。読み聞かせするなら、慣れた人がやらないと面白くないと思います。自分で読ませるならアリかも、、、。

    投稿日:2011/11/29

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  • まさに絵本です

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    谷川さんの「川」の詩に中村さんが絵を添えて絵本としてまとめあげたものですね
    言葉は前半だけで後半はすべてウサギの子供達が成長しながら、川を下っていく様子です

    季節の変化やうさぎのたたずむ姿に、どこか哀愁が漂います
    言葉がなくとも自分でお話が想像できるまさに絵本ですね
    子供達はこの絵を見ながらどんなお話を、思い浮かべるのでしょう・・・・
    中村さんは実際に川に沿って歩いたと紹介されてました
    27ページのウサギがこちらを見ている様子は、ハッとします
    こんな場面に出会ったのかしら・・・・

    投稿日:2011/05/26

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  • 素晴らしいイメージ展開

    谷川俊太郎さんの詩をモチーフにして描いた絵で物語ができています。
    自分の好きな谷川さんの『子どもたちの遺言』とは逆のパターン。
    詩が先か絵が先か。
    曲が先か歌詞が先かと同じような関係ですが、詩が先にあって絵をつけるというのは人によってイメージが全く異なってくるのではないでしょうか。
    そして、この絵本の大半は絵だけで構成されています。
    ウサギの家族が山を下って海にたどり着くまでの物語。
    詩の中村さん独自の解釈でストーリーができているのですが、違和感が全くありません。

    この絵が先にあったら、谷川さんはどんな詩をつけるだろうか。
    詩を読んで、子どもたちのイメージを膨らませたら、どんな話ができるのだろうか。
    その想像力を期待できる詩だと思います。
    登場するのがウサギでないことだけは間違いないように思います。

    投稿日:2011/05/14

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  • お見舞いにいかが

    ちょうど「つるばら村シリーズ」にハマって、中村悦子さんの絵を絶賛していたところ、これも中村さん。
    気づかず借りて、読む段階になって、二人で「あっ!」と指差しました。
    きれいな世界に、原画を見たいね〜とため息をつきました。

    川はどこまで続くのかという疑問は、絵本には比較的よく使われますが、既成概念を破るステキなページ構成に、母親の愛や未来への希望を感じました。
    四季をかけて川の先を見に行く冒険をした子ウサギが、ちゃんと帰るのが良いですね。帰ればお母さんの温かさが待っている。
    先を見ては帰り、を繰り返して大きくなる。
    そんな子ども時代を連想しました。

    私なら普通に読むほか、入院のお見舞いなんかにチョイスしたいかなぁ。

    投稿日:2010/11/10

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  • どうして?と尋ねられたら…

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    かあさん
    かわは どうして わらっているの 
    たいようが かわを くすぐるからよ

    かあさん
    かわは どうして うたっているの
    ひばりが かわの こえをほめたから

    子うさぎの「どうして?」に優しく答えるかあさんうさぎ。
    その答え方が、とても微笑ましく、愛に溢れています。
    そして、ある「どうして?」を尋ねた後、子うさぎたちは、かあさんうさぎの元を離れ、旅を続けるのです。

    子どもたちの口から、ポンと飛び出す『どうして?』に、こんな言葉を返すことができたら、なんて素敵なんでしょう。その言葉を受け止めて、川の流れと、季節の流れを、いっぱい感じながら、いっしょに旅をしているような気持ちになりました。

    投稿日:2010/08/09

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