中村悦子さんが絵を描いています。
中村さんは「つるばら村」シリーズ(茂市久美子:作)の挿絵を描かれています。森の風景や小動物たちの絵がとても優しくて素敵に表現される方です。
谷川さんの詩はもういうことなくて、寄せては返す波音を聞いているような気持ちになる言葉でした。
絵本の作品の作り方もこだわりを感じました。文章と絵の配分とか…。
作品の中に描かれているうさぎの子供たちの成長とともに、
この絵本を聞き終えた(見終えた)子どもたちが続きの世界を想像してくれたら素敵だなと、思います。
私はすごくいいと思ったのですが、うちの下の子にはもう一つ「詩の心」は分からなかったようで、小6かなのに「母さんうさぎ、うそ言っているよ〜」とか茶化していました。
なので、絵はとてもきれいですが、あまり小さなお子さんたちには早いかも。もうちょっと大きくなったらもう一度読んでみようかな?