お父さんたちにはたまらない「懐かしさ」を呼び起こさせるような作品だと思います。
のどかな田園風景の広がる中、田んぼのあぜ道を学校帰りの小学生の男の子二人が、怪獣ごっこをしながら歩いています。
自分の戦う怪獣の名前をいうと、怪獣に変身。それも大〜〜〜きくなっています。
小さなお子さんは、このページで、興奮しちゃうかな?
迎え撃つ方の男の子もやっぱり変身。
戦っている時って、こういう気持ちなんでしょうね。
この怪獣同士の戦いの前を、リコーダーを吹きながらスタスタ帰っていく女の子の様子も愉快です。
怪獣の色合いが、円谷プロの怪獣のような深みのある懐かしいものです。
こんな風に、戦う怪獣の“想像の世界”に夢中になれていた子どもの頃の時間って、とっても素敵だな〜って思います。
夕暮れ時に、走って帰って来る“はらぺこ怪獣”は、今も出没していますよね。