作品的には、少し古い時代の感性だと、私は思います。
でも、子供の頃の思い出に何となくスライドしてくるんですよねぇ。このお二人の作品は、そんなところが好きです。
主人公は、いつも退屈なねこ。名前は…、ねんねこごろごろ(?)でしょうか?それとも、これは名前じゃないのかな?
退屈に寝転んでいるねこが、各季節の声に、出かけていって、ちょっと、不思議だったり、ちょっとつまんなかったり、ちょっと楽しんだりするお話です。
リズム感がある文章なので、読み語りにはもってこいですね。
それぞれの季節ともうまくまとまっていて、面白いのですが、やっぱり、子供達に一番受けたのは「冬の雪の話」でした。
試しに1度読んでみて下さい。