小学6年生のクラスで読みました。
家でぼーっとしてるのが好きな登場人物が、ピンクのれいぞうこと出合い、新しいことをやってみて、そこに楽しさを見出していく。そんな姿に、「自分もこうありたいなあ」って自然に思えました。この気持ちを、子どもたちとも共有したく、選んだ一冊です。
冷蔵庫って、開けるときの楽しみってあるじゃないですか。どんなものが入っているのか、わかっていてもちょっとわくわくする。絵本のなかのれいぞうこもいろんな楽しみをあたえてくれるのです。とびらを開く、なかみを手にする、それを使ってみる、楽しみを感じる、自分が変わる!ちょっとしたことが自分にあたえる大きな変化を、これから中学にあがる子どもたちにも経験していってほしいという気持ちが、この絵本を読んだことで強くなりました。