たっくんのお城は、まさに自分の牙城。
だけど、自分の世界にどっぷりつかって遊んでいても...「となりのへやの女王」にだけはかなわない。そう、となりの部屋の女王とは...お母さん。
子どもの世界、遊びの世界を、とってもよく現していて、シルバニアファミリーやミニカー、ブロックにどっぷりつかって、自分の世界にはいって遊んでいたわが子を思い出すようでした。
そこに「ちょっとかたづけて〜。吸い込んじゃうよ〜。」と現れる「となりのへやの女王」がまさに私で、子どもたちが、この「たっくん」。
わかるわかる、という顔で息子がにやにやとうれしそうな顔で聞いていたのは、自分と重ね合わせてわかる気持ちがあったのでしょう。