宮沢賢治の絵本 土神ときつね」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 土神ときつね 作:宮沢 賢治
絵:大畑 いくの
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年10月
ISBN:9784895881241
評価スコア 4.14
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みんなの声 総数 13
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  • 悩み

    賢治の世界は本当にこれ、と決められませんね。こんなお話もあったなんて知らないことばかりです、今回ミキハウスさんの賢治絵本を読んでから賢治の事がもっと好きになりました。お話と絵の組み合わせがどれも絶妙ですよね。どんどん不思議な世界に入り込んでしまいます。自分にどれほどの価値があるものか、、というのは神様、生き物、みんなが思ってしまうことかもしれません。賢治の内面の言葉ですかね。みな悩み、苦しんでいること、それらは悪いわけではないのに自分自身を苦しめます。この本を読んだ私達も読んで終わる、ということではなく、いつだって賢治は考え続けましょう、悩み続けましょう、思い続けましょう、と言っているように思いました。

    投稿日:2014/06/19

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  • 神様が身近に

    「崇高な存在の神様」ではなく、もっと身近に存在するような神様だと思いました。
    自然の中に神が宿る、という考え方になるでしょうか。
    物語の中では、幅広い話題を取り上げていて、宮沢賢治さんの知識の豊富さに改めて驚きました。

    投稿日:2014/06/13

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  • 悲しい結末

    最近、宮沢賢治の作品を読みあさっています。
    この作品のことは知らず、初めて読む作品でしたが、とても
    衝撃的な内容に、びっくりしてしまいました。

    土神ときつねは、樺の木が大好きだったんですね。
    文章からその気持ちが伝わってくるだけに、最後はとても
    悲しい結末になっています。

    この作品の中に出てくる神は、完璧な存在ではありません。
    悩み、苦しみ、嫉み、人間と同じように気持ちが揺れ、
    そして理性を失い、誤った行いをしてしまいます。

    その後の様子が描かれていないので、読み終えた後の余韻が
    半端ないです。そして、深く考えさせられるのです。

    宮沢賢治がこの作品で表現したかったことって一体なんだったのでしょうか。
    土神の心の葛藤が文章でとても繊細に表現されていて、それだけでも
    かなり読み応えがあり、宮沢賢治の表現力に脱帽といった感じでした。
    インパクトのある、素晴らしい作品だと思います。

    投稿日:2012/06/05

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