『SANTA CLAUS IS COMIN’ TO TOWN』が原題。
そう、おなじみの「サンタがまちにやってくる」の歌そのままです。
もともと人形アニメーションとして制作されたストーリーを基に
新たに書き下ろされた絵本です。
ストーリーの起伏、立体感のあるはっきりとしたキャラクター像、
なるほどです。
山の中の妖精たちの家の前に置かれていた男の子は、
クロースという名札が付いていましたが、クリスと変えて育てられます。
やがて成長したクリスは、妖精たちの作ったおもちゃを子どもたちに配ろうとしますが、
思わぬ困難にあいます。
赤い服の理由、煙突から入る理由、靴下にプレゼントを入れる理由などなど。
新解釈になるほど!でした。
ペンギンのトッパーやジェシカ先生、魔法使いののウィンターといった、
キャラクターの存在が新鮮でしたね。
スリリングさと子どもたちの夢、あたりが、子どもたちには魅力的だと思います。