まずは 西巻かやこさんがこういうお話を描くっていうことにちょっと驚きました。
「わたしのワンピース」の世界=にしまきさんというイメージが強かったもので^^;
どんな男の子でも、いえ、女の子でもそうでしょうが
大人みたいに早く大きくなりたくて
大きくなったらあんなことやりたい、こんなことやりたい・・・・っていう想像力の世界がかわいらしくふんわりと描かれています。
最初は階段を2段とばしで上るなんていうささやかな夢が
しまいには入道雲と対決したっていうダイナミックさが
子どもの豊かな想像力を表していて
好感が持てますね。
でもこういうお話は・・・・やっぱりどこかで読んだことあるお話だなっていう読後感があるのは否めません。