「ピートとポロのぶくぶくうみのぼうけん」 みんなの声

いつも一緒のポロが、目が覚めるといなくなって･･･
「ぼくをおいてくハズないのにっ」の発想が
とっても可愛らしかったです。
ポロは、洗濯機。ピートはお風呂。
いつも一緒の二人が別々のぶくぶく海の冒険をして
ソファーでお話する姿がとっても素敵でした。
何だか二人とも大人になった感じがしました。

ピートがポロを捜索するページは
「そこだよ！そこ！」と絵本を見ている
子どもたちは必死になってピートに
教えてあげていました。
みんなの身近な場面が、冒険の舞台で
とっても親しみやすいお話でした。

小さな男の子ピートと、犬のぬいぐるみのポロのお話し。
２人は冒険（なりきりですが・・・）づくしの毎日！
家の中のどんな物でも冒険の世界に早変わり！
そんな毎日の中で、ポロは真っ黒に汚れて〜。

我が家の子どもたちにも、数あるぬいぐるみのなかでも
とくに気に入ってるぬいぐるみがあって、
ピートとポロの様に今日は学校ごっこを楽しんだり
そしてまた次の日には登山家になったりしてすごく楽しそうにしてます。
そして、同じなのはそれだけではありません。
たくさん遊んだ後はやっぱりー。

ピートがポロを探してる様子も「ホントに大好きなんだね〜」
って微笑ましくなっちゃったり、その探してる時にさりげなく
ページのあちこちにポロの姿があったり、すごくかわいらしいお話しになっていて
我が家の子どもたちが小さいときのお気に入りの絵本でした。
今でも時々思い出しては本棚から取り出してきて読んでますよ！

ポロが白くてやわらかくて、食べちゃいたくなるぬいぐるみなんです。しかもピートが一生懸命探してる場面場面に、さりげなく登場しているところもキュート（本人は意図してないんですけどね）。
水彩で、常にお日様が照ってぽかぽかしている暖かな絵柄に好感が持てます。
でも文章は子供目線で想像の世界なのに、絵は客観的に描かれているので、子供は読んでもらって感情移入できるのかどうか、ちょっと心配になりました。

小さな男の子ピートは、仲良しのぬいぐるみポロと、いつも冒険（ごっこ）をして遊んでます。
たかーい山は、階段だし、
ふかくてくらーいほらあなは、テーブルの下。
ひとくいドラや、でかくてきょうぼうなかいじゅうまで出てきます。
ある朝、ピートが目をさますと、ポロがいません。
ポロはどこにいったのでしょう？

次女（２歳半）にも、仲良しのぬいぐるみのうさがいて、姿が重なり笑ってしまいます。（我が家も時々、ぶくぶくあわだつ海の冒険に行ってもらってます。）

小さな子の日常をかいただけの、シンプルなストーリーですが、かえって共感を覚え、親子でお気に入りの１冊となってます。