ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

あまがさ 新版」 みんなの声

あまがさ 新版 作・絵:やしま たろう
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1963年08月
ISBN:9784834002973
評価スコア 4.05
評価ランキング 27,379
みんなの声 総数 20
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

20件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • ひとりで歩いた日

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    モモは、ニューヨーク生まれの女の子。
    三つのたんじょう日にふたつの贈り物。
    赤い長ぐつとあまがさ。

    雨の降る日が待ち遠しくてたまらない。
    おかあさんは、
    「そのうち降るわ。雨の日までとっときましょうよ。」
    あっさりとひとこと。
    そして、まちに待った雨の日…

    あまぐつをはいて、かさをさして、さっそく出かけるモモの様子は、喜びに溢れています。
    作者の特徴ある絵の世界で描かれたモモの様子に、注がれた愛情の大きさを感じ、雨の様子が、音や風景で細やかに表現されているところが素晴らしいと思いました。
    そして、この日が、おかあさんと手をつながずに、モモがひとりで歩いた日。
    なんて素敵なたんじょう日なんでしょう。

    投稿日:2010/07/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 可愛らしい記念日を愛情を傾け描かれた

     図書館の絵本コーナーは、“雨”をテーマとした展示で賑わっています。
     表紙絵を見てインパクトのあるアングルだなと思ったら、なんと、八島太郎さんの作品でした。
     絵本も書かれていたことは知っていましたが、この作品も先生の作品だったのか〜、と感慨深く手に取りました。
     
     ニューヨーク生まれの娘さんをモデルに、とっても可愛らしい記念日を愛情を傾けて描かれた作品です。
     子どもにとって、“初めて”は思わず背筋の伸びる大人になった気分になるものですね。
     そんな気持ちを思い出させてくれる作品でした。
     傘にあたる雨音の詩的なリズミカルさも、読んでいて「そうそう、私も、耳をしっかりそば立てて、雨音を確認していたっけ」と懐かしい遠い記憶が蘇ってきました。

    投稿日:2010/06/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 記憶

    娘にも読んであげましたが、むしろ大人の私の心を揺らした絵本でした。
    私も新しい傘を買った時に「雨が降らないかなあ」と思い続けたなあとか
    (高校生の頃の話ですが。笑)。
    あまがさの上であめがかなでるおんがくが素敵だなあとか。

    中でも心が一番揺れたのは「大きくなったモモちゃんがあまがさをはじめ
    て手に入れた時の気持ちや行動をすこしもおぼえていなかった」というと
    ころです。
    ああ、今の娘の言動の楽しいこと、おもしろいこと、びっくりさせられた
    こと。それらを忘れないように記しておかねばなあと思いました。きっと
    このモモちゃんのように娘自身も忘れてしまうのだろうし。親である私だ
    って忘れてしまうだろうから。
    モモちゃんが小さかった頃のお顔はちょっと私は怖いなあと思ってしまっ
    たのですが、大きくなった時のお顔は素敵。きりっとしていて。

    投稿日:2010/04/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • とてもよく伝わってきました

    決して今時の絵でもかわいい絵でもないのですが、その内容のかわいらしさに惹かれました。

    新しい傘があれば、雨が待ち遠しいし、「おとなのひとみたいに、まっすぐあるかなきゃ」というモモの気持ち、とてもよく伝わってきました。

    こんな風にいろいろ初めてのことで感動するのに、子どもってそのことをよく覚えてないということも、あるなあと思いました。

    とても印象に残る絵本なので一度読んだら内容が記憶に残りそうです。

    投稿日:2009/09/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 成長

     今5歳半の孫娘に、2年前の梅雨時に、雨をテーマに買い揃えた中の一冊。
     当時、「ぼん ぽろ ぼん ぽろ…」などと表現される雨音のページなどには惹かれていましたが、最終章の「おおきくなったモモがおぼえていなくても、モモがはじめてあまがさをさし、はじめててをつながないでひとりであるいたひのおはなし・・」の結末には、今ひとつピンとこなかったようです。

     8ヶ月の弟ができ、保育園も年長になり年少さんの存在が気になるこのごろ、孫娘にも人が成長していくものだということが分かってきたのでしょうか、今では、ストーリー全体に共感している様子です。

     そう、おぼえていなくても、誰にもあまがさ一本差すのにもそれぞれにきっと大変なドラマがあり、成長があったのでしょう。
     おとなには何気ないことでも、幼子の必死に真剣に取り組みながら成長していく姿が印象深く、「わたしのこころの一冊」です。

     最後に、孫娘のひとこと。「これは、女の子の本だよ」。
     対して、「男の子の本は、『もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう』だよ」なのだそうな。
     どこからくる連想なのか、と思ったら、「濡れる!?」。
     それとも、女の子は内省的で男の子は行動的だ、とも言いたいのかな。

    投稿日:2008/05/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 雨音の表現が素敵!

    私は絵が少し怖いと思ったのですが、息子はそうは思わなかったらしく、読むと楽しんでくれています。

    特に、雨音を「ぽろろん、ぽろろん・・・」などと表現している箇所が好きなようです。

    子供の頃は傘をさして長靴がはける、雨の日が好きだったなと、この絵本を読んで思い出しました。

    投稿日:2007/07/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 雨がふらなきゃ傘もさせない。

     私にとって雨は厄介ものなんですが、(雨は人間や作物にとって大切で重要性は、夏の日照りで何度も痛感するのですが)子どもたちは雨を喜んでいます。夏の暑い日でも、雨がふってなくても長靴。走りにくくてもおかまいなしで大好きです。かさだって、ぬれても転んでもへっちゃらでさしていますよね。

     こんな子どもたちだから、この絵本の雨を待ちわびているモモちゃんに共感したのか、ずーっと静かに聞き入っていました。

    投稿日:2007/02/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • はじめてかさをさすときに

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    印象的な画です。ちょっと暗いかなと感じるかもしれませんが、読んでみると印象が変わります。主人公の女の子のモモが雨を待ち焦がれている様子、そしてかさをさして一人で歩いた喜びが画にあふれています。「ぽんぽろぽんぽろ」という雨の感覚をモモは大人になっても忘れないだろうと思います。
    はじめて子どもがかさをさすときに読んであげた本です。

    投稿日:2006/10/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • ちょっと大人の気分・・

    • FU-U2さん
    • -
    • 絵本紹介サイト

    ニューヨーク生まれの「モモ」は、三つの誕生日に赤い長靴と雨傘をもらいました。モモはうれしくって、早く使いたくてうずうずしているのですが、なかなか雨が降りません。幾日もたったあさ、お母さんの声で目を覚ましました「とてもいいことがありますよ」やっと雨が降りました。かさをさしてあるくモモは自分に言い聞かせます。「わたし、大人の人みたいに、まっすぐ あるかなきゃ」
    我が家の娘も先日雨傘を買いました。どうやら娘も、雨合羽は子ども、傘はおとな、と思っているようです。
    あたたかな色使い芯の強さを感じるような画も印象的です。

    投稿日:2003/09/02

    参考になりました
    感謝
    0
  •  誕生日に新しいかさと長ぐつを買ってもらったモモは、雨の日が待ちきれません。
     やっと雨がふった日、モモは大喜びです。かさをさし“おとなのひとみたいに、まっすぐ”歩きます。おとうさんとも、おかあさんとも手をつながずに!
     絵が暗い、子ども向けでない、と思われるかもしれませんが、子どもにはモモの気持ちがとてもよく伝わってくる絵本だと思います。雨音が「ぼん ぽろ ぼん ぽろ…」と、音楽を奏でるところなど、子どもはとても喜びます。
     アメリカ、ニューヨークで絵本を描き続けた八島太郎の、娘にそそがれる愛情のあふれる絵本です。

    投稿日:2003/06/23

    参考になりました
    感謝
    0

20件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(20人)

絵本の評価(4.05)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット