「みずいろのながぐつ」 みんなの声

「ちいさなきいろいかさ」を読んだ娘がこちらも読みたがったので読みました。
私は「ちいさなきいろいかさ」のほうが好きなのですが、娘は「みずいろのながぐつ」のほうが好きな様子でした。
こちらは主人公が男の子、雨が好きではないと「ちいさなきいろいかさ」とは反対な設定なのですね。不思議度もこちらのほうが低いです。
長靴をさがす男の子。いったいどこにいったのでしょう？

今年の梅雨は　雨が少ないのですが・・・　明日は雨のようです
雨の日は　長靴履いてるとぬれなくていいな〜

こうちゃんは　雨も　きらい　ぬれるから　　　長靴も嫌い　おもくていや　
こうちゃんの　みずいろのながぐつが　かたほうなくなって
みずいろと　あか　　　ぽこん　たん　ぽこん　たん

みずいろのながぐつを　探していると　いろんなこどもと出会って取り替えるの

みんなで　♪らかんさんが　そろったら　まわそじゃないか　よいやさのよいやさ　よいやさの　よいやさ♪

懐かしい　あそびですね（幼稚園の子どもたち今でもこんなあそびしてるかな〜）　
こんなふうに　みんなで　輪になって遊ぶの楽しそう
　　　
こうちゃん　みずいろのながぐつが　あって嬉しそう　　ながぐつ　好きになったようですね　　　いい顔してる　こうちゃん

なにげない　お話しですが・・・　　　　
子ども心がちらっと　うかがえる　絵本です
にしまきさんの絵が　なんとも、あいらしいです

シンプルな話ですが、

子供にはいいと思います。

大人しい男の子が主人公のお話です。

雨の日にはく長靴は子供も大好き。

だからこの絵本、かなり気に入ったようで

大人しく見ててくれました。

オススメです。

雨の日は嫌い。
男の子の気持ちはよく分かります。
雨の日って、いろいろ面倒です。濡れるし、汚れるし、荷物は邪魔だし憂鬱です。
男の子が幼稚園から帰ろうとしたら、長くつが片方見当たりません。
仕方なく、ひとつ残った違う色の長靴をはいて園を出ました。
ここから友達にあって、遊んで、長靴を交換して・・・。
ちょっとした冒険みたいです。
ひ弱な男の子が、どんどん元気になっていくのが嬉しかったです。
でも、幼稚園から一人で帰るなんて、今は物騒でとても無理です。
それだけに却ってメンヘンぽく感じられました。

子供のながぐつって、カラフルで見ているだけで楽しいですよね。

この主人公の男の子のながぐつが、かたっぽなくなってしまうんです。
そのみずいろのながぐつを探しながら、とりかえっこしていくおはなしです。

シンプルなおはなしですが、ともだちがいなかった男の子に、
ともだちが出来たようでよかったです。

雨上がりの虹がでたシーンがあるのですが、
ちょうど、今日、美しい虹を見たあとなので、
ちょっと感動。

娘の大好きな“みずいろ”が目に入って手にとりました。
内気な男の子が主人公の絵本です。
なくなった片方の長靴を捜しに、ちぐはぐな色の長靴を履いて探し回ります。
片方の長靴の色がかわるたび、男の子の表情がだんだんよくなっていきます。
その微妙な変化がとても共感もてます。
子供の日常のちいさな成長のひとこまをそっとのぞいているようでした。
雨上がりの雰囲気が上手に描かれていて、雨のかおりまで感じられそうです。
静かで、素朴な感じの絵本で、雨の日におすすめです。