ふくざわゆみこさんのやわらかいタッチの絵に、最近はまっています。
この本は、娘が捜して持ってきました。
前から我が家にあったのに、全然読んでなかった一冊でした。
娘の本を選ぶ目に、時々驚かされます。
夏になるとうるさくなくセミが
実は地味に何年も土の中にいることを
恥ずかしながらこの本ではじめて知りました。
最初は、もぐらくんと、ほっこり暮らしている感じが
とても暖かなのですが、
セミの子がセミになる時のその変化は
絵本ながら息を呑むほどの強烈な印象で
娘は、身を乗り出して「これはセミで、これは殻なの?」と
指をさして、なんども尋ねます。
ところどころつたない補足説明をしながら読み終えると
「すごいねぇ」とつぶやいていました。
とても勉強になりました。