「おふろだいすき」 みんなの声

林明子さんの絵ってなんてあったかいんでしょう♪
しかも動物が次から次に登場するので、娘もいつも真剣に見入っています。
最近娘とお風呂に入ると必ず「あっ誰か来た！」ごっこ。
絵本とお風呂で２度おいしい、冬におすすめのぽかぽか絵本です。

うちの子はお風呂が嫌い。　ほんとに困った（＞-＜） 毎晩「早く入りなさいっ！」と声を張り上げ、おしり叩いてなんとかお風呂へ。はっきり言って『連行』状態（＾-＾；）

なんとかお風呂にすんなり入れるように！と買いました。

大判で、ほんわかかわいい絵が迫力満点！子供もすぐに興味をもち、読んでみました。
　おもちゃのアヒル、プッカ。次々お風呂の底から出てくるカメやペンギン、カバやくじらまで！！！！！
「そんなん、ありえへんっ！！」けらけら笑って、どんどん大きい動物の登場にびっくりするやら、羨ましがるやら・・・
「見てっ！これ、ひょっとしてカバちゃう？」
「うっそ〜！そんなんおるわけないやん！！」
「ぎゃははっ〜〜！ほんま！カバやん！！！！すご〜い！」

ほんとに楽しく読むことが出来ました♪

もちろん、「おふろよ〜」「は〜い！はいるぅ」　我が家のバスタイムはそれはそれはスムーズになりました。

だけど、「プッカうちにはいないね。じゃあペンギンもくじらも遊びに来てくれないね・・・」
あひるのプッカ、買いに行かなくちゃ・・・（笑）

あーったかいお風呂ですね。こんなお風呂に入ってみたい。
海外で翻訳されたときに湯気がほわーっと出るイラストがカットされたそうですね。
海外にはシャワーカーテンはあっても湯船のふたはないとか・・・。
お風呂に入って湯気が出る体験ができるのは、日本の子どもだけなんですね。

まこちゃんの家のお風呂にいろいろな動物が乱入！？オットセイのシャボン玉、クジラのシャワー・・・楽しそう！

「いいねー、こんなお風呂」と言った私に、「でも、ウチのお風呂じゃ無理だよ」と、現実的な長女（4歳）。

お風呂で数を数えるのは定番ですね。途中の数を抜かしたり、ズルしたりも、定番でかわいい〜。

まこちゃんは何歳なんだろう？ひとりでお風呂に入れて、体が洗えて偉いなぁ。

『おふろだいすき』。
私が子供の頃、父が買って来てくれた初めての絵本です。
そういう理由もあり、とても思い入れのある一冊です。
あらすじは、まこちゃんがあひるのプッカとお風呂に入り、体を洗っているとかめやぺんぎん、あしか、かば、くじらが出て来て…という、とっても楽しい空想の世界がイキイキ描かれています。
子供の頃、なんでお風呂から生き物が次々と…と、とても引き込まれて不思議に思い、しばらくは自分がお風呂に入る時、湯船の中を観察したりしていたことを思い出しました。
お話の楽しさに、あわや湯気のほわほわな感じ、お湯に濡れてつるん、ぷるんとしているお風呂場や肌の質感など、挿絵のあったかさが絶妙にマッチしていて、絵からもお風呂の時間を思い出させてくれます。
最後は、あ母さんの声かけでみんなが消えちゃうので、子供時代に読んだ時には何だか寂しいような、切ないような気持ちになりました。
でも、お母さんのバスタオルに包まれて終わるので、とてもあったかい気持ちで読み終える事が出来ます。
この絵本一冊で、お風呂の楽しさはもちろん、みんなといて楽しい気持ち、みんなが消えちゃって切ない気持ち、お母さんのあったかさや安心感、色んな気持ちを体験できると思います。
私も自分の子供には、読んであげようと思っています。

　子ども達に読み聞かせをする時はいつも、表紙と裏表紙を広げてみせるようにする。
すると、体が、ぐう〜と前に出てきて、何が始まるのかと待ち構えている感じ。
表紙の裏にシャボンがひとつ。目ざとく見つけて興味津々。
（このシャボンは、一番最後にまたちがうところに登場。それを見つけた子は、自慢げだ。）

　お風呂の蓋を取ると、ふわ〜んと湯気が立ち込めて、その湯気といっしょに自然とお話の世界へ。
プッカとぼくは、
「あつくもなし、ぬるくもなし、ちょうどいいかげん。」のお湯につかって、いい気分。
ぼくが、お湯からあがって、タオルに石鹸つけて洗っていると、
『おふろのそこに、おおきなかめがいますよ。』
と、プッカ。
ぼかっ、ざぁーっ。大きな亀が、浮いてくる。続いて、ペンギン・オットセイ・かば・くじら。

「そんなはずないよ〜。」
と言いつつも、嬉しくて、楽しくてしょうがないという風な子ども達。
すっかり自分達もいっしょにお風呂に入っている気分。

林明子さんの挿絵が大好きなのは言うまでもなく、松岡享子さんの自然な展開のストーリーがたまらない。
プッカが見つけた亀、ふりむけばペンギン、石鹸の先にオットセイ、泡の風船が割れて驚くかば、シャワーをかけるくじら。
みんながつながり合って登場し、知らず知らずのうちに、大きなお風呂へと広がっていく。
心も体もほっかほかのホッになれる絵本だ。

まこちゃんが、いつも通り、あひるのプッカと一緒にお風呂に入っていると（・・；）
カメにペンギン、オットセイ、カバにクジラが現れて（☆o☆）
個人的には、オットセイのシーンとクジラの登場シーンが楽しく感じられました（＊＾o＾＊）
毎回、こんなお風呂も大変そうではございますが（＾_＾；）夢がありスケールの大きい、楽しいお風呂タイムのお話でございました（o＾_＾o）

まこちゃんがプッカ（あひるのおもちゃ）と一緒にお風呂に入っていると…。
次から次へと、浴槽から姿を現す動物たち。
大きなかめに始まり、ペンギン、おっとせい、かば、果てはくじらまで！
お風呂の湯気の中の幻想的な世界、そしてまこちゃんの想像力が作り出した
であろう、まこちゃんだけのお風呂ワールド。
お母さんの一声でみんな一瞬に消えてしまいます。水の泡のごとく。
でもきっと、またいつか会えそうで、わくわく・ドキドキ感の残る絵本でした。
こんな動物たちがわが家のお風呂にもやってきてくれるといいな！

「Nんちのお風呂にもくる？」と聞かれます。我が子たちは、お風呂も動物も大好きなんです。だからできることなら、こういうことやらせてあげたい。実際怖がらないで、楽しんでくれそうなんです。小さい動物から、だんだん大きくなってきて、クジラが出てきたのにはびっくり。こんな不思議なことも、子供たちはすんなりあり得る、と信じることができちゃうんですねえ。

子どもはいつも　何かおもちゃを持ってお風呂に入るので　この絵本のような空想をしながら入っているのかな思いました。

そんないつもの空想だったものが　優しい絵で目の前に描きだされて　とても楽しんで読んでいましたよ。