新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

落語絵本1 ばけものつかい」 みんなの声

落語絵本1 ばけものつかい 作・絵:川端 誠
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\1,760
発行日:1994年
ISBN:9784906379491
評価スコア 4.81
評価ランキング 284
みんなの声 総数 56
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

56件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ
  • 落語絵本でお笑いを一席

    落語と絵本の関係を、この『ばけものつかい』という落語絵本を書いた川端誠さんは、
     こう書いています。
     「落語にはオチがあり、そこにいたるまでを面白おかしくしゃべるわけですが(中略)、
     こんな噺を視覚的にやろうとしているのが絵本であって、ですから、絵本と落語はけっこう近く(以下略)」と。
     ただ川端さんは落語をそのまま絵本にしているのではなく、
     絵本ならでは工夫もされています。

     ケチなご隠居が住みはじめた、化け物がでるという家に最初に出てきたのは一つ目小僧で、
     ご隠居さんは怖がることもなく、一つ目小僧に家事を言いつけ酷使します。
     次の夜に出てきたのは、ろくろっ首の女。
     実際の落語では、顔の青白い幽霊みたいな女らしいですが、
     ろくろっ首の女に変えることで絵に動きがでています。
     ご隠居はこの女も酷使します。
     最後は三つ目の大入道。落語の噺では、まだこのあとにのっぺら坊も出てくるようですが、
     川端さんは三つ目の大入道でおしまいにしています。
     実はこれらの化け物はみんなタヌキが化かしていたもので、
     「化け物つかいの荒い人は初めて」と逃げ出すのが、噺のオチ。
     絵本の最後のページの、なんだか頼りなさそうなタヌキの表情が笑いを誘います。

     こんな絵本を読むと、実際の高座で噺を聞いてみたくなります。

    投稿日:2024/08/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • よくできたお話!

    とてもおもしろいお話でした!
    この絵本を読み終わったあと、子どもと一緒に「ばけものつかい」というタイトルに「なるほどー!そういういことだったんだね」と二人して納得してしまいました。非常によくできたお話でした。

    投稿日:2023/12/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • たぬきもびっくり

    じゅげむ、から興味を持って落語の絵本を読み進めています。今回は表紙が少しおどろおどろしいので、お化けが嫌いな5歳次女は手にとろうとしませんでしたが、9歳長女が読んで、と、持ってきて一緒に読みました。5歳、3歳に落語の面白さが伝わっているかはまだ分かりませんが、色んなジャンルの絵本を読んでほしいなと思っています。

    投稿日:2022/04/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 落語でこのお話を聞いたら 笑えるんじゃないですかね

    このご隠居さんは 人使いがあらいな〜 化け物も このご隠居さんには まいった まいった 

    たぬきが旅支度とは オチに 笑えるというのか・・・・ ちょっと かわいそうになりますね・・・・

    こんなご隠居さんを懲らしめられるのは なにかな〜?

    そんなこと考えてしまいました 

    落語家さん オチを考えてください!

    投稿日:2022/02/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 化け物の正体

    怖いお話かと思ったら、実に健気なお化けが登場して、ご隠居さんの世話をしてくれるという、介護精神に満ち溢れた落語話です。
    そしてご隠居さんの人使いの荒さに、お暇しようと現れたお化けの正体に笑ってしまいました。

    投稿日:2021/07/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どものお気に入り落語絵本です。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    とある大きなお店のご隠居さんが、奉公人の久蔵を連れて古いお屋敷に引越して来ました。ところがそこは、お化け屋敷とうわさの高い所です。そんなことはおかまいなしのご隠居は、出てくるお化けを奉公人として身の回りの世話をさせます。怖がるどころか、ばけものつかいの名人だなと思いました。

    投稿日:2021/04/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 読み聞かせでも、子どもが自分で読んでも、とにかくおもしろい絵本です。

    まず、文章が秀逸。
    台詞も、地の文も、テンポがよくて、分かりやすい。
    次は?次は?と、物語にぐいぐい引き込まれます。

    そして、絵がいいです。
    ご隠居さんも、おばけも、ユーモラスで人間味たっぷりに描かれています。
    場面のメリハリもよくて、小さな子どもたちが釘付けになります。

    読み聞かせの最中は大笑い。終わったあと、しばらく、「スーッと戸がひらき〜?」と、盛り上がっていました。

    絵本ならではのオチも最高です。

    投稿日:2020/08/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 厚かましいご隠居さん

    人気の落語シリーズ、1冊目がこちらなんですね。
    お化け屋敷に引っ越してきたご隠居さん。
    奉公人はお化けが怖くてやめてしまったので、夜中に出てきた一つ目小僧に、掃除やお炊事をいいつけます。
    ご隠居さんの厚かましさには笑えます。
    落語は大人の方が夢中になってしまいますね。
    絵もユーモアたっぷりで楽しかったです。

    投稿日:2020/06/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 落語と絵本の相性抜群!

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子8歳、女の子7歳

    おもしろいですね〜。落語、はまりました。最近は、絵本を読んだあとにCDのように落語を聞くのが楽しい。人によって話し方や中身がちょっとずつ違い、話すテンポや間が違うと笑えるところも少しずつ違って。これが話す技術か。と感心。こんな風に落語と出会うきっかけになった絵本です。

    投稿日:2020/05/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 落語を絵本で!

    「落語絵本シリーズ」。
    落語を絵本化したシリーズの1冊目がこちらの本です。
    落語ってなかなか聞く機会もないし、子供にとってはちょっと遠い存在ですが、そんな落語を絵本で味わうことができるのは面白いな〜と感じました!

    投稿日:2019/06/06

    参考になりました
    感謝
    0

56件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

全ページためしよみ
年齢別絵本セット