「おひさまパン」 みんなの声

太陽がなく暗くじめじめした世界で暮らす動物達に
なんとか元気付けようとおひさまのパンを焼く犬のパン屋さん。
たちまち動物たちの心は優しさと明るさで満たされ
元気になっていきます。
それどころかとてつもないものまでも動かす力を持っていたというラストに　ほっこりとした気分になりますね。
私自身美味しい食べ物を前にするだけでも
幸せな気分になってしまうタチなので（くいしんぼうともいいますね・笑）
犬のパン屋さんの心のこもったおひさまパンの力には納得です。
背表紙におひさまパンのレシピが載っています。
今度娘とチャレンジしてみます。

江国香織さんの訳、絵のかわいさに
この本を借りてみました。

とても描写がきれいでパンの作るところでは
焼きたてのパンのいい匂いがしそうでした。
正直うちの子供たちには表現の言い回しが難しかったようで
なんども、「どういう意味？」と、聞かれました。

しかし、挿絵のかわいさや、おひさまパンにはとても
興味があるらしく、
絵本の表紙に載っていたおひさまパンの作り方を
一生懸命読んで「つくってみた〜い。」と、いっていました。

本屋さんで一目ぼれして購入しました。ステキなイラストと温かいストーリーに虜になり、エリサ・クレヴェンさんのファンになりそうです。娘は一才なので、まだ早いかなぁという感じですが、もう少し大きくなったらきっと「一緒にパンを作ろう♪」と言ってくれるのではないかと思います。そんな日を夢みて少しずつ読み聞かせしてあげたいなと思っています。

読み終わった時に子どもが言った言葉です。
「作ってみた〜い」
ほんとほんと！おいしそうよね。
おおきなおおきなおひさまパン。
なんともおいしそうな色合い、香りと輝きを表現したきいろいリボンのような帯。
いろいろな動物さんも細かくたくさん書かれていて、見ごたえ十分です。
また、文章がまっすぐに書かれていないところもこの絵本の特徴です。絵の邪魔にならないように書かれているみたいでした。

読んでみてびっくり。今までになく読むのが難しい本でした。方言とかではなく、ポエムのようで、こういうタイプの美しい文章は読んだことがなかったので、かなりひっかかり気味でした。

しかし、子供ってそんなことは関係ないんですね。
この本の独特の絵の美しさや細かさ、そしてなんといってもあたたかくて本当にやわらかくおいしそうなパンの絵に吸い込まれそうになっているではありませんか。私がもっと上手に読んだら完璧なんだけど。

すぐにでもパンを食べたくなります。
個人的にはストーリーはいまいちだと思いますが、この本全体から出てくるオーラがすごくて、子供にとっても印象的な本になったようです。
この本は図書館から借りたのですが、家に一冊あると時々眺める癒しの本になること間違いないと思います。

おひさまが出てからの絵はもちろん素敵ですが、私は冬の雪景色のページも非常に美しいと思います。

先日ホームベーカリーを購入しました。焼き立てのほかほか手作りパンの香り漂う毎朝（＾_＾）ほかほかパンには皆をしあわせにしてくれる力があります。子供たちはおひさまパンに興味しんしん！！どんなパン作って欲しい？？決まって答えはおひさまパン（〜o〜）

もともとは訳が江国香織さんだということで買いました。
３歳の息子の美しい色の様子を美しい言葉で聞かせたいと思いました。沢山の素敵な言い回しは理解するにはまだ遠く、
でも絵も楽しむこともできるし、何よりお話自体は楽しいもので今や息子のお気に入りの本でもあります。
日頃、手作りおやつを息子と一緒に楽しんでいます。
今度はおひさまパンを焼いてみることにします。
実際にやってみることの出来るお話ってさらに嬉しいです。

とにかくエリサ・クレヴェンさんの美しい色彩の素敵な絵が、大好き！
終始絵を堪能できる絵本です。
寒い冬に読むと、なんだか気持ちが、ポカポカしてくるようでオススメです。
とてもかわいいお話なのですが、物語に対して、文章の言い回しが、硬すぎなのが気になります。もっとやわらかい表現で、訳してくれたら、もっと良かったかな、と思います。

この絵本、数年前にも一度読んだことがあるのですが、その時はあまり記憶に残りませんでした。でも、先日本屋で見かけ、その絵の素晴らしさ、表現の緻密さに迷わず購入しました。絵本は読んだときの季節や読む人の状況にすごく左右されるものなんですね。

とにかく絵が素敵です。細かいところ（動物たちの表情や『わるいてんきしんぶん』など）まで見所がいっぱいです。
そしておひさまパンのおいしそうで、暖かそうなこと！それを食べた動物達は空に上るような幸福感に満たされます。それにつられてて本物のお日様も顔を出し、みんなはおひさまパンをお日様にもおすそわけ。
北国の、春の陽射しを待ち望む気持ちが、とてもよく感じられる絵本だと思います。
訳は確かに難しい表現もありますが、この絵本は雰囲気を味わう絵本なのかな、と私は思いました。小さい子供であっても、時にはこんな、詩的で美しい表現に触れることで、感性は磨かれていくことでしょう。
流れるように歌うように、大人が子供に読んであげたい絵本です。

とにかく絵を見ただけでも暖かくなるような本です。
話の内容も暖かです。
たくさんの動物たちが登場するので、ちいさなお子さんも喜んでくれると思います。
是非是非、さむーいこの季節、この本を読んであったかい気分になって下さい！