写真絵本です。図鑑というほど分厚くないので、好きな子供たちには手に取りやすそうなシリーズです。
表紙はかえるたちの後ろ姿がずらり。中を開くとまず、たくさんのカエルたちの手!手!
このページのタイトルは≪ジャン・ケン・ポン!!≫でも、みんな同じパーだよ(チョキにも見えるけど)。
人の指とはずいぶん違います。カエルの指って、中指が短くて人差し指と薬指が長いみたいですね。
カエルの子ども“おたまじゃくし”たちも登場します。
18種類のカエルたちのおたまじゃくし時代の姿。それぞれにちゃんと名前が書かれていますが、これは素人には判断できなさそうです。
そのほか、この作者はじっくり観察、解説してくれているので、小学校中学年以上で生きものに興味のある子なら、十分楽しめる内容です。
解説が多いので、読み聞かせにはあまり向きません。
どうしても子ども達の前で読みたいときはブック・トークで、
かいつまんで1,2ページ紹介するのがよいかと思います。