図書館に行っても新幹線や特急の図鑑しか持ってこない電車マニアの息子。
写真もなければ、いわゆるカッコイイ電車も載っていなくて、延々と貨物列車が走っているこの本じゃ、あまり喜ばないかな、と思いながら見せてみると、すごい食いつきようで。
借りて帰って何度も何度も読まされるうちに(といっても文字は一字もないのですが)、私もじわじわと、この絵本の世界に引き込まれました。
細部まで丁寧に描いた貨物列車の魅力もさることながら、周りの風景がとってものどか。
よくよく見れば、遠足(?)に出かける集団あり、焼き芋屋さんの屋台あり、と毎回、小さな発見があって、息子の「もう一回」攻撃にも、笑顔で応えられています(今のところ(笑))。