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まっくろな仔馬のブランキーの飼い主は、意地悪でブランキーをこき使います。クリスマスの日、年老いたブランキーは、力尽きて道端に倒れてしまいます。 そこへサンタクロースがやってきてやさしく起こしてくれます。ブランキーは、夜空でそりを引き、サンタクロースの足元で眠りにつきます。 ブランキーは、死んでしまったのか?ぼかしてあるところは、子どもへの配慮なのでしょう。 ブランキーのけなげさとサンタクロースの優しさに、ほろっとさせられます。 夜空をかけるブランキーのなんとのびのびをしていること、そして、サンタクロースの足元で眠るブランキーのなんと安心してくつろいでいることか。 堀内誠一さんの素朴なタッチの絵が、お話にさらに深みを与えています。また、ブランキーの「黒」がどのページでもとても目立っています。
投稿日:2009/11/08
幼稚園のおすすめ絵本の中の一冊で手に取ってみたのですが、絵が幻想的で優しくて、眺めているだけでも温かな気分になります。そして,内容はシンプルですが、最後は心が穏やかで温かい気分になりました。 サンタクロースが乗るそりを引くのはトナカイが定番だと思うのですが、この絵本ではくろうまが引きます。でも違和感もなく、ブランキーよかったね、とささやいてあげたくりました。
投稿日:2009/01/04
これは、フランスのフレネ学校の共同創作を 原作とした絵本だそうです。 くろうまブランキーはいじわるな主人に年をとるまでこき使われます。 年をとって働けなくなり、主人に打ちのめされて、へたばっているところをサンタクロースに救われます。 ちょっと物足りない気もしますが、 小さい子どもでもわかりやすい、 やさしい気持ちになれる絵本だと思います。 とにかく、堀内誠一さんの絵がステキ☆ なので、必ずクリスマスには読み返しています。 堀内誠一さんの絵が好きな方は必見ですね!
投稿日:2008/12/17
本の紹介文やみなさんのレビューから、もっと暗い、悲しい、お話かと想像していましたが、娘は、悲しさ以上に、ブランキーがサンタクロースによって救われ、しあわせになる温かい物語として、サンタクロースの優しさとブランキーの喜びが、まっすぐ心に響いたようで、本当に純粋な笑顔を見せてくれました。 物語の前半、いじわるな主人からひどい仕打ちを受ける場面では、「どうして?どうして?」と、繰り返し聞いていましたが、サンタクロースが現れるページからは、ひざをぴょんぴょん浮かせながら、ブランキーのしあわせをまるで自分のことのように喜び、心の底からブランキーに「よかったね」と言っているようでした。 文章もやさしさに包まれ、堀内さんの絵も温かさにあふれ、まさにクリスマスに読んであげたいお話でした。暖炉を前に、ブランキーがサンタクロースの足元で、あたたかく眠りにつく絵を、娘はうっとりと眺めながら、「ここは、きっとお空なんだよ」と言いました。娘には、これからもずっと、やさしい心と信じる心を持ち続けてほしいな、と願っています。
投稿日:2008/02/22
表紙が暗い感じで残念ですが、ページをめくると素晴らしい絵ばかりです。 ブランキーがひどい目にあっても、じっと我慢をしていたのは、 再話をされた伊東さんがエスペラントの考えから来るのではないでしょうか。 文章になっていないところに(行間というのでしょうか)、たくさんのブランキーの思いが詰まっています。 あえて書かなかったのは、子どもたちにブランキーのくやしさ、悲しみを 想像してもらいたかったのではないでしょか。
投稿日:2008/03/04
ヨーロッパの絵本、というか昔ばなしを読んだときに老婆が主人にいじめられているとかっていう設定は多いんだよね〜などと、読みながら思ってしまいました。 老いぼれたブランキーに対しつめたい主人。 そしてそんなブランキーに温かい手を差し伸べるサンタクロース。 サンタさんのそりをひけるようになって、そしてサンタさんの温かいお家にいけて幸せになったブランキー。 そんなブランキーの姿はほほえましい。 特に堀内さんの挿絵は温かみがあって素敵です。 でもできたらもう少し何かがほしかったような気がします。 息子は、お話が単純だったので分かりやすかったような雰囲気でした。 サンタさんは優しい存在である、子供にとってはそれが分かるだけで十分なのかもしれませんね。
投稿日:2006/12/24
原っぱの真ん中のお百姓の所で生まれた、真っ黒な馬のブランキー。 いじわるな主人にこき使われて、一生懸命に働きます。 主人がお金持ちになっても、ブランキーの為の小屋なく、雨の日も外で眠ります。 年をとったブランキーは、大きな荷物を運ぶことができなくなり、 力一杯叩かれ、死にそうになって、道に倒れてしまいます。 その晩は、ちょうどクリスマス。 サンタクロースが、空から降りて来て・・・・。 『わたしについてこないかな。・・・わたしのそりをひっぱるのだよ。』 そして、ブランキーはサンタクロースのそりをひいて・・・。 淡々と語られるお話は、とても辛い場面が続きます。 薄っすらとした記憶ですが、随分前に参加したブック・トークの会で、 このお話は、 奴隷制度に対する反骨精神が根底に流れている・・・と聞いたことがあります。 実際のところはどうであれ、 クリスマスの晩に起きた奇跡に救われたような気持ちです。 世界中の子ども達に、夢や希望を運ぶ仕事につけたブランキー・・・!! きっと、哀しい思いや辛い境遇の子ども達に勇気を運んでいることでしょうね。
投稿日:2006/12/23
私の感想としては、内容的には少々深みがないように感じられたものの、子供には分かりやすくサンタクロースも出てくるので反応が良かったです。 サンタさんのそりを引いているのがトナカイでないのが不思議な感じがしますが、絵のすばらしさで細かいことは気にならなくなる絵本です。 この絵本は随分昔(1958年)に発行されたようです。その時代は、ブランキーのようにこきつかわれても文句ひとつ言わずじっと耐えるのが美徳の時代であったのであろうか?と自分なりに推測しました。 でも、どんな形にせよ主人に使い捨てられた同然のブランキーが報われるお話なので安心して読むことができました。 この、いじわるな主人がどうなったかは全く語られていないところが新鮮に感じられた1冊です。
投稿日:2006/12/05
懐かしい絵本です。1958年初版、堀内誠一さんの最初の絵本だそうです。堀内さんの画風は絵本によって違いが見られ、すごい才能の持ち主であったことがわかります。 酷使され捨てられたブランキーがサンタクロースに助けられて橇を引く…。本来はトナカイなのに馬が!というところは新鮮に感じました。 再話となっていますが、どこからの再話なのかを知りたいです。 クリスマスの季節にはもちろんぴったりのお話しですが、ブランキーが主人に抵抗するとか、何か冒険があってもいいのではない? ちょっとお利口すぎない? ただ、気の毒なものが幸せをつかむだけ? と少々ひねくれた感想を持ちました。 繰り返しますが、絵はすばらしいです。
投稿日:2006/12/02
淡々とお話が進んでいきます。 働き者のくろうまブランキーの一生のお話です。 ブランキーは、意地悪な飼い主に養われ、つらい日々を過ごします。 ある日、サンタさんソリをひくことになります。 なんだか、展開が早いというか、つながりが薄いというか・・ちょっと物足りない感じです。 堀内さんの絵で、こういうタッチのものもあるんだなと思いました。
投稿日:2006/08/02
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