表紙は繊細で美しい機関車の絵。飾っておきたいくらいです。
表紙以外の絵はすべて落ち着いたセピア調です。
文章に漢字はなく、カタカナにも振り仮名がついていますので、年長さんくらいの、機関車好きのお子さんなら一人でも読めるかも。でも絵本にしては文章は多めです。
主人公は、ドイツから初めて日本にやってきた機関車「クラウス17号」です。その生涯をクラウス17号自身が語ってくれている内容です。
機関車に興味のない私でも、読み始めるとおもしろくて「次はどうなるの?」とお話に引きこまれました。
機関車大好きな5歳の息子は、何度も「よんで〜」と言って来ました。
特に機関車が好きな方におすすめしたいです。4歳くらいの子供から大人まで楽しめると思います。