ぐりとぐらとの出会いはもう30年以上前のこと。
従兄弟の家の本棚にありました。
わたしは従兄弟の家に行ってはこの絵本ばかり
眺めていました。
わたしの子供時代で特に印象的な絵本といえば
「からすのパンやさん」「ぐるんぱの幼稚園」
そしてこの「ぐりとぐら」でした。
そう!根っから食いしん坊の私は食べ物が
すごーく美味しそうな絵本ばかり印象に残していたようで・・。
ぐりとぐらはなんといってもあの大きな大きなかすてら!!
小さいころわたしはカステラといえば真四角の棒状の
ものしか知らなかったので、ぐりとぐらの大きな卵でつくる
カステラはいったいどんな味なんだろうと興味津々でした。
みんなで分け合って食べるお日様色のカステラ。
今読んでもやっぱりたべたくなります。
そして最後のたまごカー。
持ってきた大きなフライパンや道具がみんな入っちゃう
スグレモノで最後の最後まで楽しませてくれます。
5歳の息子はカステラよりもたまごカーに興味津々でした。
いろんなこどもの心をぎゅっとわしづかみにするぐりとぐらは
やっぱり名作だなあと改めて思いました。