背が低いから受付のフロント係に気付いてもらえない。大きく両腕を広げてアピールしてみたり、電話線を引っ張ってみたり・・・。
エレベーターのボタンが届かない。そうか、これを使って・・・。子供目線で描かれたリサの行動がイキイキと描いてあります。大人では気付きにくい点をきっちり把握している作者の視点が素晴らしいですね。エレベーターの「あっ」というシーンでは思わず「あははは(自分もこんなことしたなぁ)」と大声を上げて笑いました。
在りし日のニューヨークが色鮮やかに描かれてあります。旅に出た気分も味わえてお得な1冊ですね。