「へんてこロボットのぼうけん」 みんなの声

こどものともが好きなのでこの絵本を選びました。本物と見間違うくらいに写実的に描かれた絵に目を見張りました。主人公の表情が刻々と変化するのが良かったです。物を持つなら使ってこそ意味がある事を学べる絵本でした。物の価値とは何かを自然と学べるところが良かったです。主人公達の気持ちをとても上手に絵に表現している所が良かったです。

娘が繰り返し読んでいて、結構ぼろぼろになっている一冊です。

部屋の片隅に忘れ去られた文具やガラクタたちが
力をあわせて合体し、へんてこロボットとなって外に出るお話です。
それぞれのパーツがうまい具合にロボットに変形するところが
娘にとってツボなのと、
出来上がったロボットの動きと表情がとてもユーモラスなのも
お気に入りの理由のようです。
脱出シーンの、ちょっとしたわくわく感がたまりません。

机の下に落ちてしまった、コンパス、画鋲、積み木、とって、ビー玉が力を合わせてひとつの体になって机の上によじ登るというお話です。途中で猫に見つかりそうになったときはドキドキしました。最後には持ち主が見つけてくれて、みんな自分の場所に戻れてよかったです。

文房具が次々と合体して出来上がっていくロボット。動く時の擬音が何とも心地よく、四男が２〜３歳の頃何度も何度も読みました。ロボットの動きにあわせて膝に乗せている息子も一緒に動いてあげると大喜び！ペーパーブックなのが残念です。我が家の本はボロボロになってしまいました。我が家の思い出の一冊となりました。

文房具やおもちゃのひそひそ話（ポジティブだったり愚痴
だったりが面白いです）から話が始まり、そんなみんなが
現状からの脱出の為に力を合わせます。
そしてできたロボットはまさに｢へんてこロボット｣と言う名
がぴったりのへんてこりんですが憎めない姿をしています。
合体してからの展開はちょっと早くて、それぞれの活躍の場
をもっと見たいなと思いましたが、それぞれ最後はどう
なったかが描かれているのは良かったです。
子供が「へんてこロボット」と言うのを聞けるだけで、
何か響きが面白いので価値ありです。

お気に入りの場面
娘：ひそひそひその場面
僕：へんてこロボットの姿

２年くらい前、上の息子が幼稚園の年中の時にもらった本ですが、下の息子も好きで、二人とも今でもよく「読んで」と持ってくる本です。
私好みの本ではなかったので、何が二人をひきつけるのかよく分からなかったのですが、どうもいろいろなパーツが出てくるのが楽しいようです。自分のよく知っているビー玉や積み木などが、ロボットの目になったり、耳になったりしているのを見て、喜んでいます。
機械系が好きな男の子には、なかなかいいかもしれません。

パパが読んでくれました。
我が家にも、片付け下手な子どもが３人、大人もひとり（ハハハ何を隠そう、私のことです。）いるので、作者の気持ちがよ〜くわかります。

最初からロボットなのではなく、机の下に落ちて忘れられてしまった物たちが合体して、ロボットになって動き回るというアイディアがおもしろいです。
ちょっとおとぼけの表情が、かわいいです♪
トイストーリーやら、先日ＴＶで見たばかりの映画｢Ａ.I.｣やら思い出し、物を大切にしなくちゃ！と反省させられます。

ハッピーエンドなので、救われます。

古本屋で１００円でゲットしたもの。
絵が写真のようにはっきりしていてきれいです。奇妙な顔のまさに”へんてこロボット”が主人公。部屋の片隅に置き去りにされていたビーダマ、画びょう、コンパス、窓のとって、積み木が合体してロボットになって動き回るなんて面白いです。役立たずになってしまった道具たちの愚痴がまたおかしいです。最後はまた平和な道具の生活に戻れたんですが、ちゃんと片づけをしないと、またどこかに行ってしまうよ・・・、という余韻が残っています。

私自身はへんてこロボットが健気でかわいらしくて面白いのですが、息子はかなり怖いらしい！普段散らかしてばかりですから、へんてこロボットが何体出てきてもおかしくない状況なので、こんなのがたくさんあちこちから出てきたらどうしよう！と思い、焦ったらしくて（笑）！とくにへんてこロボットが出来あがって「カッタン　カッタン」と歩き出すシーンが妙にリアルだったようで怖がっていました。それでも一応最後まで読んでちょっとホッとしていました。２歳児にはちょっと恐怖だった様です（夜寝る前に読んでしまったため、うなされたらしく、その日の夜何度も「怖い」と泣いて起きだしていた）。その代わり、「ちゃんとお片付けしないとカッタンカッタンって来るよ〜。お母さんはいいけどね〜」と言うと慌てて片付けるようになりました（笑）。私はへんてこロボット面白いんだけどな〜？そしてなぜか息子にとって肝ダメシのような存在の本になり、「怖くないもん！読んで！」と怖がりながらも読んでいます（でも本当は怖くて私の背中に隠れながら読んでもらう。因みに普段はひざの上に座って読んでもらっているのに）。