がんばりこぶたのブンは自称「いいふりこぶた」でもあります。逆立ちができなくても、みんなの前でできると言ってしまいます。
子どもってこういうことありそうですよね。ブンのえらいところは、できると言ったことは練習してできるようにしてしまうことです。
でも、できることばかりではありません。お団子を食べる数も100こと言ってしまいそうになります。
ブンのことをよく見てさりげなく助け船を出してくれるプータ。お友だちの存在っていいなあと思いました。
有言実行はとても良いことですが、ほどほどにしておかないと、自分が困ったことになることも。自分の力量や許容範囲を見極めることが大事です。
これは子どもだけでなく、頑張り屋の大人にも言えることです。わかりやすく、ほどのよさを教えてくれる絵本だと思います。