「へんてこ へんてこ」 みんなの声

　渡った人は、体がニューっと伸びてしまう不思議な橋のおはなし。
　いろいろな動物や魚たちが、次々に渡りに来ます。
　渡った動物たちが、どうなるのかは、読んでのお楽しみ。
　長さんの、豊かで自由な発想に、脱帽です。
　とにかく、読んで楽しんでほしい一冊です。

「へんてこライオン」が好きだから『へんてこへんてこ』って、どんなんだろう、と読んでみました。
まだシンプルなものが好きな息子には、大ヒット。
文字をのばしたりする読み方は、まだ息子的にあまり意味をなさないのか、全部「びよーーーーん」するよ！と息子なりに楽しんでいました。
（ちょうど、ゴムでのびるオモチャを持っていたため、それでデモンストレーションしてくれたり）
今、動物達が出てくる絵本が何でも大好き。
だから、全部動物さんがのびてしまうのは、ただただ面白いらしく、「ぞうさん、びよーーーーん」「たぬきさん、びよーーーーん」と、オバケはおばけらしく「びよ〜〜〜〜ん」。
ヘビさんは「いないよ〜」
私のお気に入りは、お星様。
星まで、降りてきてしまうとは、不思議な魅力の橋です。
ほそーーいお星様って、どんなだろう、初めて、こんな人みたいなお星様を見ました。

　本当にへんてこな橋のお話で、小さなこどもから大人まで笑えます。どうして橋の上で、みんなのびてしまうのか、なんて難しく考えないで読むのが楽しいですね。のどかな色合いの絵も、ほのぼのしていていいです。
　こんなユーモアのあるお話を作れるのが、うらやましいなと思います。

　こんな橋が目の前にあったら、渡れるかな、それともこわくてしりごみしてしまうでしょうか。私も子供も、どうしようかな、と迷っています。

渡るとからだがニューーーーっと伸びてしまう橋を
次々と色々な動物が渡って行く話です。

ネーーコーー、ブーーターーと
みんな伸びては、元に戻ります。
そして、星までもホーーシーーと･･･。

この本、大げさに伸ばして読むのがポイントです☆
４歳の娘は、大げさ具合をケラケラ笑ってました♪

「人間は、こわがってこの橋を渡らないの。」
ってかいてるけど、私なら、元に戻るし渡ってみるかも？
そして、足だけ少し伸びたまま戻ってくれるといいなぁ〜♪

息子が『キャベツくん』の絵本をすっかり気に入ったので、長新太さんの絵本から選んで借りてみました。

まだ２歳３ヶ月で、冗談なんてものは理解しないのですが、それでもなぜか息子のつぼにはまるようで、読んでいる途中で吹き出すのです。確かに題名通り変な本なのですが、息子が笑うと本当におかしく思えてしまいます。

今までファンだったのが、この本を読んで大ファンになったようです。

長さんの作品は独特で色んな感想があると思いますが、、私は好きです。
この作品は長ワールドの中では、かなりわかりやすい部類です。

渡ると長ーくなる橋を、色んな動物がわたる
というシンプルな繰り返しがいいです。
私も子供ごころにかえって楽しみました。

幼稚園の読み聞かせに使ってみようと思ってます。
きっと子供達の反応もいいような気がします。

なんの変哲もない橋ですが、渡ると体が伸びてしまうお話。ネコはネーコーにイヌはイーヌーにタヌキはターヌーキーになります。それが延々と繰り返されるのですが子供はその繰り返しが面白いみたい。「ターヌーキー」と重低音で言っただけで笑ってます。
私は私で細かいところに笑っちゃいました。トリが「よせばいいのに」降りてくるところ。流れ星が流れ着くところ。ヒョウの点々の模様が細長くなるところ。サカナまで登場するところ。題名通りへんてこがたくさん詰まった楽しい絵本でした

発達のゆっくりな子どもさんに読んでみたところ、想像ができなかったみたいで「？？？」なリアクションでした。

そこで身体が伸び縮みするように、折りたたみできるペープサートを作って、読み聞かせに合わせて、伸び縮みさせてみると、「！！！」と子どもが注目。

一度分かると、予測して「らーいーおーん！！」と大きな声で楽しそ〜〜〜に一緒に言ってくれました。

イメージする力を育むのにステキな本だなあと思います。

長新太さんの絵本をあつめるきっかけになった絵本です。橋を渡ると、ことばが伸びる不思議なお話です。我が家の息子は、「お〜ば〜け〜」のページが大好きで何度も読んで読んでとせがみます。それ以外も、いろいろな言葉を自分で考えて独り言のように言っています。２才の娘も横で同じように言おうとしています。とっても楽しい絵本です。

　絵本を娘に読み聞かせるにあたり、最初は、長新太さんの本はあまり選択していませんでした。正直、大人の目から見れば、『・・・・？？？』的なものが多かったからです。
　
　が、『へんてこライオン』以来、娘が好きになり、何冊か読んでいるうちに、親子共々、どんどん引き込まれてしまう、魔法のような魅力に気がつきました。
　
　『長　新太ワールド』とでも言うんでしょうか・・・？
　とにかく、読んでみなければわからない、読んだら次が欲しくなる、そんな魅力があふれています。

　親子で、じっくりとこの世界にひたってみてはいかかでしょうか・・・？