動物も、魚も、おばけだって渡りに来るのに、人間だけが恐がって渡らない橋。
実はこの橋は不思議な橋で、
例えば、ネコが渡ると、身体がニューッと伸びて「ネーコー」になる。
ゾウならば「ゾーウー」である。
子ども達は、次々に渡りに来る動物をドキドキして待つ。
左から右に流れるようになが〜くなる動物の名前を、大きな声で唱える。
そして、『わたりた〜い!』と言う。
子ども達いわく、
『おとなは、へんなかおになるのがいやだから、わたらないんじゃない。』
そして、自分だったらどんな姿になるのか・・・と想像を膨らませる。
『じゃあ渡ってみよう!』と言うと、
自分の顔を引っ張ったり、
ほっぺたを両方の手でグニュ〜と押さえたり、
身体を伸ばしてう〜んと背伸びをしたりとユニークな表現を見せてくれる。
なるほど!こんな格好、大人にはできませ〜ん。!!