昔見たフランス映画では、画家のハンサムな男の子をゲットするために女の子が美術館に誘うという話があったんですが、フランスでは美術館デートって定番なのかな?ロマンチックな場所なんでしょうね。
この話でもイザベルと天使が美術館でデートします。
「そんなの別にいいじゃん」が口癖のイザベルのキャラクターもいかにもフランス映画に出てくる女の子みたい。
空想好きで、絵が好き。部屋の中を絵の具がわりのイチゴジャムでベタベタにして絵を描いているページは、
奔放でいたずら好きな映画のなかの女の子そのもの。
アンニュイで不条理で、でも恋愛にはすごくポジティブでキュート…。
イザベルが女神にやきもちを焼くシーン、可愛いですね!
女の子の気持ちは時代を問わず世界共通なのですね。
そして、いつも自分から美術館にいかないと天使には会えない…そんな片思いならではの切ない気持ちになったり、かと思えば次は一転して天使のそばにいるために美術館の警備員に変身!「制服姿似合うでしょ?」と、とても前向きなんです。
1才の娘にはまだまだ早いですが、とても可愛かったので購入してしまいました。
自分のなかの「好き」っていう気持ちを大事にして欲しいし、恋愛も「自分から」という積極性が必要ってことを自然に感じてくれたらいいなと思います。
女の子にはオススメです。