内容もとてもすばらしいですが、本の見開きいっぱいに広がる絵もすばらしいと思いました。
よだれをたらしている王さまとお妃さまは何ともリアルです。
「はやくだれかお口をふいてさしあげて」って感じです。
1年生の息子はお客様の正体は当てられませんでしたが、なるほどと納得した様子で聞いていました。仲良くけんかする♪ねことねずみが大好きな息子なので何となく大事にはならない雰囲気を感じとっていたようです。ハラハラというよりニコニコ聞いていました。
「ねこのくにはくぶつかん」にしっかり飾られているお面も素敵です。
こんな風に世界中がなれたらいいのになぁと思う1冊です。
お妃さまがこどもたちにおどりやおんがくをおしえてくれるように頼むのも、それを素直に学び上手になっていくこどもたちもいいなぁと思いました。
ねずみの英雄伝説と共に音楽と踊りも代々受け継がれていくんだろうなぁ。
機会があったら小学校の読み聞かせ会でも読んでみたいと思います。