おなかをすかせた三人の兵隊が、通りかかった村で石のスープを作ります。とは言っても石でスープができるわけはなく・・・。
ずる賢い三人と、だまされているとも気づかずにどんどんスープの具材を差し出してしまう村の人たち。見方によれば詐欺話(!?)のようにもみえてしまう話をそうは感じさせないところがすごいと思います。みんながほんとに満たされて幸せそうで・・・石でスープがつくれると信じた人たちは安心と幸せを手に入れたのでしょう。人を幸せにできるうそもあるということですね。
ただ子どもにはうそを薦めることはできませんので、子どもに読むのは難しいのかなあと・・・でも私は子どもの頃からこれ好きでしたけど♪
私はこのマーシャ・ブラウンの絵のものを小さい頃から愛読してますが、別の国のバージョンもいろいろあるようです!