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あおい目のこねこ」 みんなの声

あおい目のこねこ 作・絵:エゴン・マチーセン
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1965年04月
ISBN:9784834000405
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,099
みんなの声 総数 50
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50件見つかりました

  • 希少性ゆえに

    訳が瀬田貞二ということで借りてみました。

    ねずみの国を見つけたいと思っている青いねこ。

    途中、はえを食べたり蚊を食べたりする場面の文章の繰り返しにクスッとしました。

    黄色い目のねこたちに変な目と言われてしまう青いねこ。

    希少性ゆえに、同じねこからも差別されてしまうのは悲しいですね。

    読みやすく、テンポもよく、「終わりよければ」という展開なので、安心して読めると思いました。

    投稿日:2008/08/21

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  • 自分を肯定することの大切さ

    深いな、と思います。深刻にではないけれど、異質なものに対する社会の違和感や、異質であるものが自分を肯定してゆくための過程がさらりと描かれていて、その「さらり」さ加減が、とてもいいです。

    こねこのあおい目は、他のみんなとちょっと違う。だけどそれでも、こねこはねずみの国を見つけることができました。ちょっと違うことなんて、大した問題じゃないんだよ、自分が思う通りに自分を信じていいんだよ、と語りかけられているような気がします。

    今は何気なくこの本を呼んでいる子どもたちも、きっと大人になる過程のどこかで、「わたしはだれ?」という疑問にぶつかる日があるだろうと思います。こと、もし自分自身がマイノリティ的な立場にたったときに、その疑問が苦しいほどに子どもたちを悩ますことも、あるかもしれません。子どもって、きちんと言葉にできなくても、全身全霊で悩むんじゃないかと思うんです。

    例えばこういう本は、そのときに、彼ら彼女らのこころを支えてくれるんじゃないかな。親には手の届かない、こころの深みにまで沁み通ってくれるんじゃないかな。そんな気がします。

    投稿日:2008/05/28

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  • なかなかやるな 青い目のねこくん

    • うっかりさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子12歳

    はじめ手にしたときには ちょっと味気ない本だな〜と
    思ったのですが ずんずん進んでいくと
    青い目の猫がちょっと小ばかにされていても
    最後には すごいことにたどり着けることを
    そして その小ばかにした猫達にも
    その幸せを教えること の立派なこと・・・

    このことをしつこくなくさらっと知らせてくれます

    子供達に読み聞かせた時も
    ??この話どういうお話だったのかな??
    そっか・・・・と
    じわりじわりと伝わっていくんじゃないかという
    雰囲気でした。
    自分の子供に読むのを忘れてたので
    今度娘に読ませたいと思っています。

    投稿日:2008/02/24

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  • ハッピーエンドな、こねこの冒険

    目が青い(人と違う)ということで孤独なこねこの、自分探し(ねずみの国探し?)の旅。ページ数は多いですが、文章は少なく、テンポも良いです。物語の展開にも、つい引き込まれます。
    主人公のこねこは、みんなにノケモノにされても卑屈になることは少しもなく、最後は仲間を得て幸せになります。
    うちの3才の娘もお気に入りの一冊です。

    投稿日:2008/02/20

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  • 猫の姿のかわいらしさ

    テンポ良く、ポジティブに進むお話、
    元気をもらえるお話です。
    猫の姿もとってもかわいく、
    ほんとの猫を連想させる書き味で、
    猫好きにもたまらないと思います。

    図書館で借りて読んでいますが、
    購入して おうちにおいておきたい一冊です。

    投稿日:2007/12/05

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  • 青い目の印象的な絵本です

    児童書のような厚めの絵本なのですが、
    短めの文章と絵で2歳の息子の大好きな絵本となっています。
    青い目の猫が、ねずみの国を探すのですが、
    その青い目がとても魅力的で、
    息子は大好きなようです。
    展開が速く、とてもリズムカルなので
    最後まで飽きずに付き合ってくれています。

    投稿日:2007/11/26

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  • 夢中になって読んでいました。

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子7歳、男の子7歳

    いろいろな人から聞いていて、一度読んでみようと思って手に取った本でした。
    最初、私が一人で読んでいたら、なんだか、次は?その次は?ってどんどん夢中になってしまって・・・。

    そして、子ども達に読んであげたら、子ども達も、聞き入って、もう、最後まで読まないとやめられない!という感じでした。

    最初、興味なさげにしていた子も、なんだか、お耳がダンボになってきて、結局、見に来ていましたし・・・。
    すごく楽しく、夢中になった一冊でした。

    投稿日:2007/11/21

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  • 青い目は個性

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    青い目のこねこが、ねずみの国を見つけに出かけました。
    行く先々でいろんなものに会いますが、ねずみの国はなかなか見つからず…。

    青い目は個性。人に何といわれようと、自分を信じてるこねこはすてき。
    「ふつうの、いいねこは、きいろい目だまなんだよ」と言い切ってしまう辺りが、
    人間界にも通じる「普通が一番」という風潮の怖さだなーと思いました。

    マイペースで前向きなこのこねこの生き方を見習いたいと思いました。

    オススメ本リストでよく見かけます。初版から40年を経た古い絵本です。
    大人になってしまった自分の感性が鈍いのか、
    お話そのものは、個人的に可もなく不可もなくといった印象です。
    青い目に、絵本で見ると全く違和感を覚えなかったせいもありますが。

    投稿日:2007/03/12

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  • 鈍感なふりをして

    • みつはにーさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、女の子0歳

    青い眼を理由に、
    まわりから偏見にも似た扱いをされるこねこ。
    絵本には、「悲しいと思った」とか「くやしかった」
    なんて記述はいっさいなく、
    なんとなくさらりと受け流して
    自分の目的を見つめているこねこの話です。

    小2の長女・まめ子のために用意した本ですが、
    本人のファーストインプレッションは
    「この猫、目が青くて怖い・・」
    でした。
    あらら、思いっきり『偏見』組?!

    でも、その場で何度も繰り返し読み、
    「・・・この本、好き。」とつぶやいたまめ子。
    親目には、何にも感じてない振りをして
    実はいろんなことを気にしているあたり、
    こねことちょっと似てるかもと思えるまめ子なので、
    なんとなく親近感を感じたのかも?

    あおい目のこねこみたいに
    打たれ強く芯のある子になってくれたらいいな、と思える
    私もお気に入りの本です。

    投稿日:2007/02/02

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  • 食べること・生きることの厳しさ?

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     青い目の元気なこねこが、
    おなかをすかすことがないようにと、
    ねずみの国をさがしに出かけるお話。

    うまくいかない事にであうたびに、
    「なーになんでもないさ」
    と繰り返し、元気を取り戻していく。

    絵本としてはページ数が多いけれど、
    全体が7つの巻にわかれているので読みやすい。
    お話の展開もスピーディーなので子ども達も飽きない。
    白地に墨の絵はとてもおしゃれで、
    大きな青い目のねこの表情が愉快だ。

    投稿日:2006/12/11

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