マーガレット・ワイズ・ブラウンというと『おやすみなさい、おつきさま』が有名ですが、これもとってもステキなお話です。
表紙もキラキラしていて、とってもきれいです☆
クリスマスカラーって緑や赤、黄色のイメージですが、この本はオレンジがほとんどで、後は黒と少しの黄色と余白の白。
オレンジがほとんどってはでっぽいなぁ思ったのですが、読んでみると全くそんなことはありません!
まよなかのことなのに、オレンジでも派手ではないのです。
不思議・・・!
クリスマス前夜の子どもたちのドキドキする気持ちのお話です。
お話は、淡々と書かれているのに、なぜか読み進めていくうちに、こちらのほうがドキドキしてきて、あわててベッドに入る子どもたちと同じ気持ちになって息をとめてひっそりとしなくてはいけない気持ちになってくるのです。
この絵本は我が家のいきつけの本屋さんのお姉さんに教えてもらいました。
でも、注文をお願いしたのが遅すぎ、街の小さな本屋さんであるそのお店にはこの本は回ってこなかったのです。
そして、次の年に早くから予約して、ようやく手に入れた大切な本です。
息子には2歳のころから読んでいます。
息子に読んでいるはずなのですが、読後、私のほうが本の余韻にどっぷりひたるので、息子の反応はよく見ていません
でも、きっと気に入っているはずです。