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クリスマス・イブ 新版」 みんなの声

クリスマス・イブ 新版 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:ベニ・モントレソール
訳:やがわ すみこ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2003年11月
ISBN:9784593500390
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,703
みんなの声 総数 15
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  • おとなが、静かに。

    • よにんこママさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳、女の子4歳、女の子1歳

    もうすぐクリスマスなので、
    子どもたちと一緒に読もうと購入しました。

    お話に出てくる子どもたちと同じ、
    我が家は4人兄弟。
    ちょうどぴったりだな、と思いながら読み始めましたが。

    静かな、静かな、イブの夜の
    じんわり、あたたかい、お話。

    我が家の4兄弟は、まだちびもいるので
    このお話を、みんなでしみじみ味わうのは
    もう少し先かもしれません。

    でも、一番上の小学2年のお兄ちゃんは
    ひとりでじっくり読んでくれるかな。

    私としては
    大人が、夜、温かいお茶を飲みながら
    ゆっくり、自分の時間を過ごすときに
    ぴったりの絵本だと思います。

    投稿日:2010/12/08

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    4
  • ☆美しい☆

    マーガレット・ワイズ・ブラウンというと『おやすみなさい、おつきさま』が有名ですが、これもとってもステキなお話です。
    表紙もキラキラしていて、とってもきれいです☆

    クリスマスカラーって緑や赤、黄色のイメージですが、この本はオレンジがほとんどで、後は黒と少しの黄色と余白の白。
    オレンジがほとんどってはでっぽいなぁ思ったのですが、読んでみると全くそんなことはありません!
    まよなかのことなのに、オレンジでも派手ではないのです。
    不思議・・・!

    クリスマス前夜の子どもたちのドキドキする気持ちのお話です。
    お話は、淡々と書かれているのに、なぜか読み進めていくうちに、こちらのほうがドキドキしてきて、あわててベッドに入る子どもたちと同じ気持ちになって息をとめてひっそりとしなくてはいけない気持ちになってくるのです。

    この絵本は我が家のいきつけの本屋さんのお姉さんに教えてもらいました。
    でも、注文をお願いしたのが遅すぎ、街の小さな本屋さんであるそのお店にはこの本は回ってこなかったのです。
    そして、次の年に早くから予約して、ようやく手に入れた大切な本です。

    息子には2歳のころから読んでいます。
    息子に読んでいるはずなのですが、読後、私のほうが本の余韻にどっぷりひたるので、息子の反応はよく見ていません
    でも、きっと気に入っているはずです。

    投稿日:2008/11/22

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    2
  • 暖かい絵本です

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    マーガレット・ワイズ・ブラウンの1938年の作品に、イタリアの舞台美術家出身のベニ・モントレソールが絵をつけたものです。
    日本では、1976年に初版ですが、今回のは20年ぶりの復刻版でした。

    クリスマス・イブの一夜のできごとをさりげなく描いています。
    やはり、子供がドキドキして寝付けないのは万国共通で、両親に気づかれないように階下におりていきます。
    クリスマスツリーは、残り火で赤・青・緑 色とりどりの飾りがきらめいています。
    暖炉の前には、クリスマスプレゼントが手の届くところにありました。
    家の外では、大人達が讃美歌を歌っていました。

    まさにその情景が目にうかんできそうな位の臨場感溢れるお話でした。
    絵の色遣いが、オレンジを基調として金とか黄色くらいしかないので最初はどうか?と思ったのですが、暖かさが伝わってきて、このお話には合うように思います。
    クリスマスの時期に読みたい絵本です。

    投稿日:2008/01/12

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    2
  • イブの魔法のようなひととき

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     不思議な絵本でした。日本では約20年ぶりの復刊とか。マーガレット・W・ブラウンのクリスマス絵本です。クリスマス・イブの夜のほんのひとときが描かれただけの絵本。でも、その神秘を待ちわびる胸躍る気持ち、その時だけ魔法にかけられたかのような時間の流れ方が絶妙な間で表現され、ドキドキする気持ちが読者にも伝わってきます。イラストはイタリアの画家によるもの。私のクリスマスのイメージと違って、黄色、オレンジ、金色という華やかな色の選択がなされました。オレンジ色で雪の降る夜が表されるのですが、これには驚きました。後半感じたのですが、これは暖炉の火の色なのかもしれません。クリスマスツリーの輝くばかりの美しさには黄色が加わり、ピカピカの様子がよく出ています。クリスマス・キャロルの響く雪の町の情景は歌声の余韻を残し、思わず日本のクリスマスを思い出しました。
     わたしの母教会は病院付属のチャペルで、キャロリングはいつも病院内から始まり、その後、町へ繰り出すというパターンでした。実家は毎年、聖歌隊がひと休みをする休憩地点のひとつです。(うちでは、おでんと甘酒をふるまいます。今年も同じと母が言っていました。)厳寒地方でのキャロリングは凍りつくようで結構つらいのです。顔や手足が寒さのために痛くなってくるほど…。そんなこともあり、この絵本を読み、雪降る町でのキャロリング風景を思わず思い出しました。息子も娘も、まだ日本でのクリスマスを味わっていません。華やかな米国の教会でのクリスマスと違って、簡素なチャペルでのイブ礼拝もよかったなと回想します。この絵本のおかげで日本のクリスマスに思いを馳せることができました。
     オレンジ色に黒のペン画で描かれるページを、息子と娘はどう感じるのだろうとちょっぴり不安でしたが、二人ともじっと静かに聞き入っていました。このオレンジ色はやはりクリスマスの暖かさを象徴する色なのでしょう。

    投稿日:2003/12/24

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    1
  • キャロルを歌う大人たちの歌声

    期待で胸がいっぱいなのでしょう、どの子も眠れないクリスマスの夜。
    起き出した子供たちは寒さに震えながらひたひたと階段を降りてゆきます。
    さっきまで、両親が明日の用意をしていたのでしょう。
    階下の廊下は温かく、ほの暗い部屋の、ツリーが素晴らしいです。
    描いていない空間に、想像が拡がります。
    雪の街で、キャロルを歌う大人たちの歌声。
    日曜学校で覚えた聖歌を懐かしく思い出しました。
    子ども時代、、、素敵ですね。

    投稿日:2018/04/08

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    0
  • 眠れないクリスマスイブ

    クリスマスプレゼントへの期待で寝つけない子どもたちの行動が、とても可愛らしく感じられました。
    夜の闇をオレンジで表現すると、とても暖かみを感じられますね。
    プレゼントを見つけても、静かに静かに、外いく大人たちに気づかれないようにしているのは、子どもたちの思いやりですね。
    サンタクロースの出てこない不思議なしきたりが、印象的です。

    投稿日:2016/12/02

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  • きらきら

    クリスマスが過ぎてしまってから読みました。
    真夜中の物語なのに、ページの地の色がオレンジ色と
    いうのがとても不思議な感じがしました。
    黒や藍、グレーじゃないのだなあって。
    ただ、多くのページがそのオレンジと黒だけの色彩なので
    (華やかなページには黄色も登場しまし)がちゃがちゃした
    感じはまるでなく、シックです。
    挿絵を描かれたベニ・モントレソールさんはイタリアの
    舞台美術家出身ということですので、そういったデザインに
    なったのかな?
    12月、暖炉のそばでゆったりと読んだらあったかい気持ちに
    なりそうです(家に暖炉ないですけれども)。

    投稿日:2015/01/24

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  • 素敵な絵に癒される

    クリスマス・イブの夜、
    眠れずにベッドから抜け出した4人の子どもたちが見たのは、
    クリスマスの神聖な景色。
    雪の中で大人たちがクリスマスの歌をうたって歩く様子などは、
    日本では決して見ることができない、
    本来のクリスマスの姿なのかな?と思いました。

    どのページもオレンジ色を主に、
    やさしく、ぬくもりある線で描かれ、
    聖なる夜の雰囲気をたっぷりと味わえる絵本です。

    3人の博士のことなどを、
    もっときちんと知っていると、
    もっと楽しめるのかな?

    投稿日:2011/12/06

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  • クリスマスの夜の厳粛さが伝わる

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     私の家は三代続くクリスチャンホーム。なので、クリスマスは家族のイベントの中でも超特別でした。
     サンタさんを信じていた小さな頃は、どうしてプレゼントが朝おかれているのか不思議でした。また、クリスマスイブの礼拝が終わると賛美歌でキャロリングをするのが子供の頃からの習慣でした。

     そんな、厳粛なクリスマスイブの風景が見事に描かれています。4人の子供たちの息づかいまでが聞こえてきそうで、この本を読むといつも懐かしさでいっぱいになります。

     私が読んでいたのは、昔のものだったようです。でも、素晴らしいものはもっと子供たちにも伝えたいものです。

    投稿日:2009/12/16

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  • 子どもたちのイブの夜

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    オレンジが基調の本です。色合いと、絵柄から神秘的な感じがします。たくさんの色があるわけではないのに、クリスマスツリーがとてもゴージャスに見えるのが不思議です。

    クリスマスに眠れない子どもの気持ち、ちょっとした冒険気分にワクワクします。そしてまたドキドキしながら布団に入るのも、共感できますねー。サンタがくるシーンのない子どもたちが主役のクリスマスイブの夜の話っていうのも珍しいかなと思います。

    投稿日:2009/12/19

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