おさるのジョージ君、窓の外から聞こえて来たアヒルの親子の行く先に興味津々、アヒルたちののまねをしてよたよた歩きでついていきました。すると大きな池のある公園にたどりつきました。そこには公園の整備に来た植木屋さんの大きなダンプカーがありました。ダンプカーに乗って見たくなったジョージ君、あいていた窓から入りこみ、窓の外を覗きこんだとたん、レバーのスイッチを入れてしまいます。するとダンプカーがぶるぶる震えだし土を積んでいた荷台が傾き始め、荷台に飛び移ったジョージ君は土と一緒に池のなかに滑り落ちてしまいました!昼休みから帰ってきた植木屋のおじさん達はびっくり!しかしその池の中にできた小島にアヒルたちがあがってきました。おじさん達はジョージ君の過ちを気にすることなく「アヒルたちの為に公園をもっとすてきなところにしてやったんだね」と寛大にも許してくれるのでした。アヒルの親子のヨチヨチ歩きを真似をするジョージ君はとてもかわいらしいのですが・・・この回のジョージ君はかなり危険なことをしています。子供達は(特に男の子は)ダンプカーなどの乗り物が大好きだと思います。でも子供は運転席に乗ってはいけないし、ジョージ君の行為はとても危険なこと。しかも家の人に黙って出て行ってしまっているのも困りものです。本の題名に惹かれて読んだのですが子供には絶対に真似して欲しくないです。息子はジョージ君の冒険がとても面白かったみたいですが、危険と冒険は別物なので真似しないでねと注意しておきました。