障害児学級に通学中のお子さんのお母さんから推薦を受け、
図書室で購入いただいた絵本です。
筆者の体験に基づく絵本です。
ゆっくりゆっくりしか歩けないノエル少年。
付き添うお母さんもゆっくりゆっくりを楽しみます。
母と子、それぞれの想いが交錯します。
背景が白い雲交じりの青い空、というのが爽やかです。
空のように大らかな気持ちになれそうです。
ゆっくりだからこそできることだってたくさんあるんですね。
以前、養護学校に交流行事で行かせてもらった時、
そこでゆったり流れる教育現場に、いいなあ、と思ったことがあります。
子ども達も、「かわいそうなお友達のおはなし」ではなく、
いいなあ、と感じてくれると思います。