「おしゃべりくれよん」 みんなの声

くれよんの色から、いろいろなイメージが広がっていく楽しいお話です。くれよんや色鉛筆、カラーペンなどカラフルな色をみているとわくわくします。わくわくした気分を、こんなふうに言葉であらわせることがすごいな、と思いました。
くれよんと遊ぶ女の子を見ていると、気持が明るくなってきます

女の子が、白いくれよんのお化けに追いかけられています。でも、女の子はとても楽しそう。子供はみんなおばけが好きなんだなとほほえましくなりました。

子どもの頃に、色鉛筆やクレヨンを持つと
うれしくなった覚えがあります。
作者も同じような気持ちからこのお話を誕生させたそうです。
そんなウキウキしながら読める絵本ですよ〜♪
このクレヨンで塗ると…どうなる？みたいな
色の特徴を生かして描かれています。
だから、楽しい想像が膨らみますよ。
きっと小さなお子さんどなたでも楽しめる
１冊だと思いますよぉ（＾▽＾＊）ぜひ読んでみて下さい。

くれよんという言葉に魅かれて、読んでみました。
１２色のくれよん達が、それぞれの色に関する話をしながら絵を描きます。

どの色使いも、とてもポップな感じで、まさにアメリカンテイストそのもの。
眺めているだけで、明るい気持ちになってきます。

特に、くれよんを使い始めの幼少の子供に訴えかけるものがある絵本だと思います。
絵を描く楽しさが十分に伝わってきます。

べちゃくちゃと賑やかなおしゃべり。私だったらクレヨンに聞きながら絵を描きたいなぁ。なかにはかけないものもあるかもしれませんが。色に対する想像力がありますね。本当に赤だと禁止の赤ですよね。黄色なら目がちかちかするからサングラス。全部の色で画用紙一枚に一杯書いてみたらどんな絵が出来るのでしょうね。寝ている中の夢でもいいから一度でもクレヨンとお話をしてみたいです。とても賑やか。でも疲れるとクレヨンたちも眠ってしまうところが面白いですよね。

たくさんの色のクレヨンが登場します。まだ園児である下の子は、とても喜んで聞いてくれました。（小さい子向けってことではないですけど、小さい子の方が喜ぶかも）

例えば、茶色のクレヨンでどろんこパイだとか、赤いクレヨンで危険を示す「ストップ」の看板だとか、紫のクレヨンで風船ガムだとか！
日本人的感覚からすると、思い浮かべるとこはできない色の使い方がいっぱいあって、さすがアメリカ人！と、妙なところで驚いてしまいました。
全体的に明るく楽しい色の紹介だったので、それも良かったです。

本当にクレヨンで描いたような絵と、リズムのよい文章、発想の豊かさで、読んだ後にハッピーになれます。

「ママのおもいでに」とあるので、作者はきっと、お母さんとこんな風に楽しくお絵描きをしたのでしょうね。

ピンクくれよんのところでうきうきした気分を表すのにピエロが出てくるのは、お国柄でしょうか？
日本人なら桃や桜を思い浮かべそうですよね。

お絵描きの好きな子も気にいるでしょうし、苦手な子供もこんなに簡単な書き方でもいいんだ、と絵を書いてみる気持ちになれそうです。

１２色のクレヨンからこれだけイメージが広がるなんてすばらしいと思いました。どのページも楽しそうで、読み終えるとクレヨンで絵を描きたくなります。
主人公の女の子の楽しそうな表情も魅力です。

　女の子の持っているくれよんは、色んな声で話し掛けて来ます。女の子も一緒に楽しく遊びます。ページを開くたびに、それぞれの色が目に飛びこんで来る感じで、楽しさが伝わって来ます。