ティモシーとサラのシリーズは末娘のお気に入り。何度も何度も読まされました。親として、みんな同じ顔しているし、おじいちゃんおばあちゃんも眼鏡をとるとお父さんお母さんと区別つかないし。と、思っていたのですが、ある時、お話を読むのではなく、娘のように絵をじっくり見ていたら。結構はまってしまいました。細かいのです。特に、お部屋の様子が事細かに書いてあります。お母さんの手作りのものであふれているリビングやキッチン。双子だけれど、男の子と女の子のものが飾られている子供部屋。見ていてあきません。
さて、今回は、二人の隣に引っ越して来た、スーザンという女の子が、引っ越しストレスのせいか、ひねくれているんだけれど、ティモシーとサラが開いたパーティの時に心を開くというお話です。
ひねくれて、いじわるだったスーザンですが、ほんのちょっとのきっかけで、「ごめんなさい」の一言が言えました。子供って、機嫌が悪くなったりいじけたりするのも速いけど、ほんの少しのことで、素直になれるんですよね。
それにしても、このシリーズ、徹底して良い人(ねずみ)しか出てきません。それが、ほっとして読める理由でもあるのでしょうか。