ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
世界の国からいただきます!(徳間書店)
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原田泰治さんの絵の一つ一つには、日本の情景、心の情感、そして物語があります。 その意味で、物語の中で絵をつなげていくこととは、少し違う作家のように思っていました。 この『やまのおみやげ』は、『とうちゃんのトンネル』や『さだおばさん』のようなドラマはありません。 田舎を始めて一人で訪れた僕が、山間の村祭りとこれから向かう冬、村の生活を体験してまた町に帰るという、シンプルなお話です。 しかし、他の2作と、一連の画集の中間にあたる絵本として素晴らしさを感じました。 この絵本の主役は絵です。はっきりと絵を主にしておはなしを分けています。言葉のないページでは絵が一面に広がります。 つながりのある絵として、原田泰治さんのファンにはたまらない絵本。 この中に子供に伝えたい、日本の情景があふれるばかりに納められています。
投稿日:2010/06/04
最近原田さんの作品をいくつか読んできましたが、この絵本は2012年7月に発行されたもので、とても最近のものでした。 やはり時の流れを感じるというか、初期の頃の作品とはまた違った味わいになっていました。 それでも山間の村の風景や、山の中であそぶ子どもたちの姿は原田さんらしい世界を見せてくれていて、楽しかったです。 特に個人的に好きなシーンは「すすきの揺れるかえり道」の絵です。 複数の子どもたちの遠近感、真ん中にある湖やその岸辺にいる鳥たち、そして遠くの空に沈みかかっている夕焼け!! 色合いもとっても穏やかで、秋の山の紅葉や静けさを感じました。 小学校の中学年から高学年くらいのお子さんたちにお薦めしたいです。
投稿日:2012/10/18
素朴な画風の原田泰治さんの作品ということでセレクト。 けんじ少年が田舎のばあちゃんの家を訪ねる紀行記。 電車とバスを乗り継いだ山間の古民家、囲炉裏もあるのです。 そこで、いとこでしょうか、ひでくんととこちゃんと、 村祭りなどをたっぷり楽しむのです。 細部まで描きこまれた風景は、まさに日本の原風景。 絵本というよりは、画集に文章が添えられている、といった印象でした。 原田泰治さんの作品の人物には顔が描かれていません。 でも、表情や人柄が立ち上ってくるのですから、不思議です。 子どもらしく、山でたっぷりと遊ぶけんじの姿が、素敵でした。 けんじと一緒に、田舎の生活を体感したような読後感でした。
投稿日:2012/08/25
これ、幼稚園の書棚のすみから発掘してきたんです。 ここに紹介したのは講談社から1982年に出たものですが、 発掘したのは1973年に出た学研ワールド絵本。 当時の値段、なんと110円ですよ!(現在は税抜2000円) すごいね〜! 値段のことばかりで失礼しました。 多くを語らなくても、現在まで残っている=素敵な本だとわかりますよね。
投稿日:2004/01/17
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