虫の「擬態」を小学校低学年くらいの子どもたちにもわかる言葉でまとめてくれている科学絵本です。
登場する一つ一つの虫たちも手を抜かず、リアルに表現してくれています。
使用されているテキストの字は普通絵本に使われているサイズより大きいので、読み聞かせなどに使っても読みやすいです。
「擬態」だけにとどまらず、後半は虫たちが生きていくうえでの様々な作戦を色々なパターンで教えてくれてます。
1ページの中で簡潔に、短いテキストにまとめて描かれているので、視覚的・聴覚的にもわかりやすいです。
特に季節感があるわけではありませんが、虫たちの活動がよくみられる春から初夏にかけて子どもたちに紹介してあげると、イメージしやすいのではないでしょうか。