きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)
これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!
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細かな家を見るのはいくつになっても楽しいですね。 子どもの頃、間取り図なんて描いて遊ぶ子どもでしたが、この歳になっても細かな絵をじっくり眺めて呑み込むのが好きです。 娘も血を受け継いだようで、こういった絵本に目がありません。 家もですが、動物も写実的で、それでいてかわいくユーモラスで満足。 娘に「こんなみんなで住んだらどう?」と聞いてみたら、「楽しそう! でもやかましそうやなぁ」ですって。 動物臭そうなんて考えた私は、子どもになりきれない大人でした。 娘はジャンプ台を探していました。何度も出てくる家ですから、願わくばいろんな角度で描いて欲しかったかな。 穴のあるお部屋なんかもわかればよかったな〜。
投稿日:2010/11/25
ドワーフじいさんが家を作っていると、いろいろな動物が「手伝うからぼくの部屋も作って」とやってきます。 ドワーフじいさんの部屋を作る予定だったところも、動物の部屋になってしまい、憧れのみはらしだいも作れなくなってしまいますが、それでも動物たちと一緒に住む家を作っているドワーフじいさんは幸せそうです。 とにかく絵がとても細かくて目を見張ります。家が建っていく過程が本当にリアルです。
投稿日:2010/08/11
なかなか楽しい設定でした。 ドワーフというからには西洋の妖精の1種ですよね? 会話や行動の端々に、ドワーフらしい気難しさがすごく出ていて、 見ていて楽しかったです。 しかめっ面のドワーフじいさん、いい味でした。 作者はもともと設計士だけあって、じいさんの作る家は、現実でも作れそうなしっかりしたものでした。 ここに登場する森の動物たちも、それぞれの特性を生かした表情やしぐさが見えて、よく研究しているな〜と、感心しました。 また彼ら(動物たち)が、手伝う代わりに要求する自分たちの部屋は、まさに、彼らが住みたくなるような仕立てで、完成したページはすごく楽しそうでした。 大変細かいところまで、ていねいに描かれている絵本です。 文章は少なく、低学年くらいのお子さんからお薦めできますが、読み語りに使うより、少人数や1人読みでじっくり読んでほしい1冊です。
投稿日:2010/07/08
『おおきなやかたのものがたり』で、青山ワールドのとりこになってしまった息子。 この絵本にも夢中でした。 森に住む気むずかしいドワーフじいさん。 ものつくりが得意です。 見晴台のある新しい家造りを始めます。 ところが、老体で角材をかつぐのも大変。 そこへ、くまがやってきて、 「てつだうから、ぼくのへやもつくってよ。」。 ドワーフじいさん仕方なく手伝ってもらうことに。 次に、さるがやってきて…。 と、次々に、森の生き物がお手伝いに。 そして、おじいさんの夢の見晴台は…。 くまさん登場のページから描かれている家の設計図が、次々の動物の登場と共に変わって行くのが楽しいんです。 家が部屋数を増やしつつ、できあがっていくプロセスがまたお話に引き込まれていく要因です。 途中おじいさんに起こったアクシデントで、どうなることかと心配顔の息子でしたが、たくさんの動物たちが、家の完成のため楽しそうによく働いているページにほっとしたようです。 昨夜、久々読み直した息子は、くまとさるがおじいさんに抗議するページに爆笑。 おじいさんの独り言のページに「不機嫌なのなんかわかるな〜、フフッ。自分で作っていたプラモデルを、おとうさんに完成させられちゃった感じに似てない?」と笑っていました。 木の香りたっぷりの家の中が小さな森のようで、たくさんの家族との賑やかでほのぼのとした生活が、おじいさんにとっては思いもよらない理想郷の完成だったのではないでしょうか。 ラストのページのおじいさんに、「夢をあきらめない」って、何歳になっても素敵だなと、笑いがこぼれてきました。
投稿日:2009/11/05
題や絵の作風からして、海外の絵本と思ったらさにあらず。 何と日本の作品でしたが、中を見てさらにびっくり。 建物を建てるシーンや図面が沢山出てくるのですが、とても精緻に描かれています。 作家である青山邦彦さんの履歴を見て納得。 早稲田の理工学部建築学科、同大学院過程を終了後、建築設計事務所を経て絵本作家になったという経歴の持ち主。 一見の価値のある絵だと思います。 さて、お話は、森に住む気難しいドワーフじいさんが、一人で家を造るシーンから始まります。 すると、動物達が、手伝うから自分の部屋を造って欲しいと集まってきます。 そのエスカレートぶりが楽しく、さまざまな動物が家を造るシーンは、細かいところまで実に精緻に描かれています。 建物だけでなく、動物の描写もとても見事で、しかもその動きがユニークなので見るものを惹きつけて止まないと思います。 絵を見るだけでも充分に満足なのですが、ストーリーも最後にはほのぼのさせる場面もあって、注目したい作家として他の作品も読みたくなりました。 是非オススメしたい一冊です。
投稿日:2009/09/26
家の設計図や模型、組み立ての段階から完成まで、さすが建築士の作家さんの作品ですね。とても精巧で、本物のようだから、見ているだけでワクワクし、興味を惹きます。 そして、お話もいいです。偏屈者のおじいさんが、意図せず、動物達の力を借りることになり、最初の設計図を変更しながら、ステキな家を作っていく過程がおもしろいです。動物達やおじいさんの表情が対照的で、だんだんおじいさんも、気難しい顔から、動物達との暮らしを受け入れていく姿に、読んでいる方もうれしくなってきました。
投稿日:2009/05/09
気難しいドワーフじいさんは新しい家を作ろうと計画中。 ところが、設計図はできたものの、家の組み立ては大変。 仕方なく、村の動物達に手伝ってもらいますが、 それぞれ、自分の部屋をおねだりします。 さあ、シンプルな設計図がどんどん難解に、 出来上がっていく家も複雑怪奇です。 でも、何だかこちらまでワクワクするような出来映えです。 なにより、こんなにたくさんの動物達と暮らすなんて、 夢のようです。 ええ、もちろん、ドワーフじいさんの夢は続いてるんですよ! 設計図、家作りを一緒に体感した気分です。 どうぞじっくりと細かい描写を楽しんでほしいです。
投稿日:2009/05/11
ドワーフじいさんが見晴らし台のある自分だけの家を建てようとします。 でも大きな材木を1人で運べず、クマに手伝ってもらうことになり、 高いところはサルに手伝ってもらうことになります。 動物たちはそれぞれ、完成する家に 自分の部屋を作ってもらうことを要求します。 ドワーフじいさんはしぶしぶ了承しますが、 手伝いたがる動物はどんどん増えていき・・・ 途中から家はどうなってしまうのか分からない状態になっていきます。 子どもたちも心配そうに絵本を覗き込んでいました。 動物たちがそれぞれ得意部分を担当して作り上げる建設途中の家は 本当に森の中にこのままの家が建てられそうに思えるぐらい リアルに描かれています。 動物たちもあまりデフォルメされずリアルですが表情豊か♪ 設計図がどんどん変化していくのも楽しく、 完成した家の部屋が誰の部屋か想像するのも楽しいです。 まだ続く感じの終わり方ですが、お話の続きで ドワーフじいさんが心から笑顔になれますように。
投稿日:2009/05/08
ドワーフさんが自分の理想の家を建てようと頑張っています。 でも一人で作るには大変。 そんな時に動物たちに声をかけられ手伝ってもらう代わりにお部屋を作る事に。 最初は小さかった家がどんどん大きくなっていきます。 設計図に追加されていくお部屋と建てている途中の家を見ながら「ここが猪さんのお部屋で・・・」と考えながら息子はじっくりじっくり楽しんでいました。 部屋が増える度に設計図も家も複雑になっていくんだけど細かいところまでしっかり丁寧に描かれていてすごい!! 作者の青山邦彦さんは建築士なんですね〜!さすがっすごいっ!! どんどん大きくなっていくお家は本当にステキ! でも気難しいドワーフじいさんはこの素敵な家を快く思っていないんですね・・・。 そんなドワーフじいさんの心の変化も素敵に描かれていました^^ 今LEGOにハマっている息子。 図面を見ながら組み立てていく様子と設計図を見ながら家を建てる様子が似ているって食い入って見ていました。 将来は建築士かしら?(笑) 私自身もすごく楽しめ大満足の絵本でした!
投稿日:2009/04/09
息子が幼稚園の頃に、購入した本です。 外国の絵本かな?と思ったら日本人の方が書いた絵本でした。 ちょうど、積み木に興味をもって、遊んでいた時期でした。 細かいところまで、描かれていて、興味が持てる絵本です。 頑固者のドワーフじいさんがケガをしてしまいます。 家を作ることが出来ません。 手伝いをする森の動物たちは、自分の部屋をどんどん作っていきます。ドワーフじいさんの納得のいく家が出来たのでしょうか?
投稿日:2009/02/23
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