ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト

ジェインのもうふ」 みんなの声

ジェインのもうふ 作:アーサー・ミラー
絵:アル・パーカー
訳:厨川 圭子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1971年03月
ISBN:9784034042304
評価スコア 4.79
評価ランキング 449
みんなの声 総数 47
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

47件見つかりました

  • 心の中に

    幼年童話に最適な文章とテーマだとおもいました。わかりやすいので読みやすいです。大切にしている毛布がピンク色なので読んでいてもどこにあるのか分かります。絵もとっても動きがあって素敵ですね。大好きなものは何歳になってもお気に入り、すこしづつ気持ちの整理がついてすこしづつ大人になっていくんだなと思いました。自分で自分の心を整理して決断するって簡単なようで難しい!一歩すすんだ子どもの成長を感じる本です。

    投稿日:2014/02/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • さびしいけど、うれしい

    ジェインは自分が赤ちゃんのときから使用していた「ピンクのもうふ」だ代のお気に入り
    成長してもうふがぼろぼろになっても手放すことができません
    こんな思い、大人は忘れてしまったかもしれませんが、幼い頃経験した人はたくさんいるのではないでしょうか・・・
    お気に入りのタオルとか、今だに幼稚園に持ってくる子どももいます
    このお話は時間をジェインの成長に合わせてゆっくりゆっくり進んでいきます
    そこが少しずつ赤ちゃんから幼児へ、幼児から小学生へと自分を見つめる時間と重なります
    お気に入りのもうふが、すべてことりの「巣」になったときに「ちょっぴりさびしいけど・・・・・・うれしい」という表現がしっくり来ました
    小学校低学年からお勧めです

    投稿日:2012/07/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 共感

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    我が子も、この本の主人公のように赤ちゃんの頃使っていたタオルケットを肌身離さず持っていた時期がありました。新しい物よりも赤ちゃんの頃からの使い古した物の方が安心感があるにおいや肌触りがして好きだったので、とても共感してしまいました。主人公が成長していく様に感動しました。うちの子もすっかりあの頃のタオルケットとさよならしたけれど、とても懐かしく思います。

    投稿日:2012/02/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 意外な展開。

    昨日の夜、3人の子供たちに読み聞かせをしました。
    少し長めだったので、2日か3日に分けて読んであげようと思っていましたが、昨日一日で読んじゃいました^^
    我が家の3人はジェインの毛布のような存在のものはありませんでした。そういうものがある子、またはその親御さんが読むと
    もっともっと楽しめる本だろうなと思います。
    でもうちの末っ子はこれくらい絵が少ないとすぐに寝ちゃうんですが、
    昨日は最後まで聞いていてくれました。
    それがわたしはすごくうれしく思いました。
    小学生低学年なら自分で十分読めると思いますが、
    わたしは読み聞かせをお勧めします。

    投稿日:2011/05/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心の成長

    • クマトラさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子1歳

    子供の頃、なぜか手放せない物ってありました。
    ジェインのピンクのもーもの大切さ、分かる気がします。
    もーもを鳥の為に手放す決心に、ジェインの成長が見られます。
    ジェインの自然な振る舞いに、新たに慈しむ対象を見出した
    強さを感じました。

    投稿日:2010/06/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 可愛らしい喜怒哀楽の一瞬の表情

    図書館で懐かしい表紙絵を見てびっくり。
    劇作家アーサー・ミラーの初の児童書。
    ジェインは、ピンクの赤ちゃん毛布と一緒に育ちます。
    何をおいても、この毛布がなければご機嫌が悪くなっちゃうくらい。
    入眠儀式だけではなく、こだわりとも言える執着ぶり。
    少しずつ成長していくジェイン、ボロボロになっていく毛布。
    小さな端切れになっても、手元におこうとするジェイン。
    乳幼児期から児童期にみられる家庭での光景ですね。
    断乳と同様、苦労されるお母さんが、多いようです。

    ジェインは、とても良いタイミングでこの毛布とお別れできました。
     
    おとうさんの
     「…ジェインが もうふのことを おもいだすと 、もうふは、また、ジェインのものに なるんだよ。」
    の素晴らしい言葉が、胸を打ちました。

    絵が、赤ちゃんの可愛らしい喜怒哀楽の一瞬の表情を良くとらえていて、素敵でした。
    いつまでも可愛らしいままの乳幼児でいて欲しくもあり、一日も早い成長をと願う気持ちも親にはありますよね。 
    わが子の乳幼児期を思い出し、感慨深く読みました。

    投稿日:2009/10/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • パパが大好きだったご本だよ。

    我が家の「ジェインのもうふ」は30年以上の歳月を経て、もう黄ばみやシミが出ています。
    なぜなら、この本、パパの子供の時のお気に入りだったから。

    子供たちにも読んであげてと、おばあちゃんが送ってきてくれたこのお話、当時4歳と2歳に子供にはかなり長いのですが、真剣に聞いていました。

    娘には、大好きなタオル地のうさぎのぬいぐるみ「うちゃ」がいて、
    ジェインの毛布に重ねて見えたのかも知れません。

    子どもたちが、自分たちがだんだんと大きくなっていくというのは、実際にはどんなふうなのかを知るにも良い前体験になるかも。

    片時も離さなかった毛布から自分が卒業して、でもそのお別れは淋しいだけでなく、温かいものとしてストーリーが終わるところがとてもいいと思います。

    パパから、子供たちへ、そしてその子供たちまで大切に保管して読み継ぎたい名作です。

    投稿日:2009/09/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 成長がよくわかる

    小学一年生の娘と読みました。まだまだ娘は一人で本を読まないのですが長編の絵本や童話でないと物足りなくなってきていたのでこの本は丁度よい長さでした。年齢的にも小学1年生でぴったりです。自分が成長してきているというのを感じ取れる絵本だと思います。赤ちゃんのころから大事にしているものがあるというのはなんだか羨ましくもなりました。

    投稿日:2009/08/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心の成長痛が伴う

    大きくなることって、大切だったものを手放すことなんだなあと思いました。

    だから、成長って嬉しさと共に、切なさも感じるんですね。

    子どもが成長するには、心の成長痛が伴うということを敏感に感じる大人がいるというだけで嬉しくなります。

    ジェインのお母さんは、そこまで感じているわけではありませんが、アーサー・ミラーはすごいですね。
    息子は、赤ちゃんのところの記載にはあまり興味を示さなかったのです
    が、身長がだんだんと増えてきたところで興味を示していました。

    赤ちゃんから幼児になるまで、子どもの発達というのは目覚ましい。

    心の成長が体の成長にいつも追いついていくとはいえないこと。

    子どもは感じていても表現することはできません。

    だから、この本が代弁してくれることが嬉しいのでしょう。長く読まれ続けている理由がわかります。

    投稿日:2009/05/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • ごわちゃんだぁ〜〜

    • ママダッコさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子4歳、男の子0歳

    表紙を見た瞬間、「○○(娘の名前)とおんなじ〜〜〜」と歓喜の声を上げていました。(^_^;)

    うちの子も、赤ちゃんからの毛布を大事に大事にしています。ふわふわだった毛布も なんども洗濯したのですでに ゴワゴワ。毛布がゴワゴワだから今の名前は 「ごわちゃん」です。

    作者のアーサー・ミラーって マリリン・モンローの3番目(?)のだんな様ですよね。

    一人の女の子が だんだん成長して・・毛布の最後は絵本を読んでからのお楽しみにしてください。

    投稿日:2008/12/10

    参考になりました
    感謝
    0

47件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / わたしのワンピース / バムとケロのおかいもの / ねないこ だれだ / じゃあじゃあびりびり / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(47人)

絵本の評価(4.79)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット