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ジェインのもうふ」 みんなの声

ジェインのもうふ 作:アーサー・ミラー
絵:アル・パーカー
訳:厨川 圭子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1971年03月
ISBN:9784034042304
評価スコア 4.79
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みんなの声 総数 47
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  • 娘とジェインが重なり、成長に涙・・・

    ジェインのもうふは、心理学用語でいうところの移行対象と言われるのもです。有名
    なところではスヌーピーに出てくるライナスのもうふがありますね。
    うちの娘にも移行対象があります。眠るとき、さみしいときはそれをにぎって、指で
    さすりながら、鼻に近づけてくんくんとにおいをかぎます。
    そうするととても落ち着くようです。寝る前にいつも、どこ?と親子で探しまくり、
    見つけた人が必ず「あったあった!」と叫ぶので、娘のそれは「あったあった」という名前がつきました。

    さてジェインのもうふは、ジェインの成長を見守りながらだんだん古びていきます。
    ジェインも大きくなるにつれて、もうふなしでも平気な時間が増えていきます。
    それでもジェインにとって大切な大切なもうふには変わりません。
    そして最後にもうふは・・・

    ある日窓辺にやってきた鳥が、ジェインのもうふをついばんでいきます。
    とまどうジェインにお父さんが、教えてくれます。
    もうすぐ生まれてくる小鳥に、あたたかい巣を作るためなんだよ・・・と。
    鳥のあかちゃんをあったかくするために、もうふを譲るのね・・・と納得するジェイン。
    ジェインの心の中でずっと生きつづけるもうふを感じ、成長した自分をほこらしく思
    う。もうふとの別れの瞬間がとても美しく描かれています。
    読み終えたあと娘が、私のあったあったはまだ鳥さんにあげなくてもいい?と不安そうに
    聞いてきました。もちろんよ。でもいつか娘にもジェインの気持ちがわかる日が来るでしょう。

    子供の成長する姿が、とても生き生きと描かれていて、またジェインのイメージにぴったりの挿絵も子供の可愛らしい表情、しぐさがいっぱいで見ていてついほほえんでしまいます。
    移行対象のあるお子さんはもちろん、そういうものがなかったお子さんにも共感してもらえると
    思います。

    投稿日:2004/11/27

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  • 私のもーもはどこいった?

    • みとひとかさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子6歳

    私もジェインのようにお気に入りの「もーも」がありました。(肌がけでしたが)あの匂い、感触は今でも覚えています。
    1年生の頃、図書館でこの本に出会い、自分とジェインを重ね合わせながら繰り返し読みました。
    今年1年生の娘も大好きな一冊。生後6ヶ月の頃から手放さないガーゼケットを抱えながら読んでいます。

    投稿日:2004/09/24

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  • 子どもも共感するすてきなお話

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     才能のある作家というのは何をさせても素晴らしいことを証明する作品の一つ。文章も、イラストも、邦訳もどれもすてき。優れた作品です。ジェインの赤ちゃんのときの表情が娘にそっくりで、息子と3人で読みながら、「しおんちゃんに似てる」を連発していました。ぷっくり太っちょで本当にうりふたつ。おまけに彼女の毛布は手編みのピンク色。娘は毛布にはそれほど執着しませんでしたけれど。
     女の子の成長物語ですが、息子はとても楽しんだ様子でした。真剣に聞き入り、読み終わった後、「ぼくの毛布は緑色だね……」とつぶやき、自分のパステルグリーンの赤ちゃん毛布を懐かしんでいるみたいでした。最後がすてきなのですね。子どもなら誰もが共感できる終わり方です。毛布の「もーも」という呼び方も、子どもを引きつけていたようでした。あと、ジェインの成長過程の描写が絶品。やはり総合的にすべてに優れた作品なのです。
     ジェインが突然、毛布のことを思い出し、小さな頃に戻ってしまったかのようなしぐさをしてしまうこと。これって、子どもにとっては懐かしさのかたまりなのでしょうね。
     毛布のイメージとぴったりの暖かい秀作でした。小学校低学年から。

    投稿日:2004/02/10

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  • ずうっと心に残ってます

    毛布が手放せなかった子供の頃の私。人と違っている気がしていて不安だった時、この絵本に出会いました。
    同じような子供がいて安心したのと同時に、大切な友達である毛布を、今度は小鳥が巣に使うことに、ジェインと一緒に納得し、自分も一歩前進できた絵本でした。
    なぜか、やっぱり毛布が大好きで、ぼろぼろになった毛布を手放せない娘へのクリスマスプレゼントにしようと思っています。
    自分が大切にしたものがこんどは誰かの大切なものになる・・・同じような癖を持たないお子さんも共感し、あったかい気持ちになれると思います。

    投稿日:2003/11/19

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  • 一緒!

    我が家の次男も、ジェインと同じく、お気に入りの布団がないと寝られません。なぜでしょうね?
    このお話は次男とダブらせて読みました。

    投稿日:2003/09/01

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  • 私も大好きです♪

    絵本の中のピンクがとても印象的で今でも覚えています。お気に入りの物を手放したくなくて駄々をこねるジェインがとてもかわいいです。周りの人から見ればただの毛布がジェインにとっては大事な大事な物でボロボロになったって構わないのです。それを手放すジェインの成長はだれもが経験するものだと思います。
    従姉妹から借りてたもので今は手元にないので今度買いに行こうと思います。それくらい私には思い出が深いです。

    投稿日:2003/01/14

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  • ピンクの毛布が大好きなジェイン

    • たまっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    この絵本にでてくるジェインは我が家の娘にそっくりです。ジェインはピンクの毛布が大好き。その毛布がないと寝れないのです。我が家の娘もピンクの毛布が大好きでその毛布がないと寝れません。娘はピンクの毛布を抱きながらこの絵本のお話しを聞いています。ちょっと文章は長めだけれど、そうゆう経験をもつ方は多いと思います。ぜひ一度読んでみてください。

    投稿日:2002/04/24

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