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ねんどぼうや」 みんなの声

ねんどぼうや 作:ミラ・ギンズバーグ
絵:ジョス・A・スミス
訳:覚 和歌子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
ISBN:9784198617240
評価スコア 4.07
評価ランキング 27,115
みんなの声 総数 28
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28件見つかりました

  • 絵と裏腹に恐い本…かな。

    子供が一人で読んでいるところをきいていたのですが正直恐い本です。

    おじいさんがさみしさを紛らわすためにねんどで男の子を作るお話です。
    このねんどぼうやは話し動き出し、家族が増えてたのしいイメージがわくのですが、子供が読むのを耳をすましていると、話はとんでもない方向に…。

    ねんどぼうや、どんどん、おなかがすくようで家中のもの、そして、にわとり、あひる、ねこまでもたべてしまいました。

    でも、まだまだ足りないようで、おじいさんもおばあさんもごっくん!

    これでも、おさまらず、村中へ…。 ここまで書いたら分かりますよね。
    同じです。 どんどん食べて村中のものたちもいなくなりました。

    恐くて、読むのを途中で止めることはできないと思います。

    頭のいい動物が飲み込まれたみんなを救いホッとはするのですが何故かスッキリしませんでした。

    ある意味、忘れられない本になりそうです。

    投稿日:2011/08/17

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  • 予想外の展開・・・

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子3歳

    絵もタイトルもカワイイし、きっと楽しい絵本なんだと思って見てみたら・・・
    予想外の展開に絶句。

    怖いお話なんですが・・・昔話と聞いて納得。
    昔話って多かれ少なかれ残酷な部分がありますもんね。

    どうなるのかドキドキで読み進めましたが
    最後にはいちおう安心しました。

    ただ、ちょっとショッキングな内容なので
    子供に読む前には親御さんが確認したほうがいいかと思います。

    投稿日:2011/08/08

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  • 飲み込まれた村

    予備知識なしで、表紙のねんどぼうやの絵から
    このお話の内容を予測できた人はいないでしょう。
    なんとも豪快な、ちょっとこわいような・・
    でも最後は救われる。
    なにもかもを飲み込んでしまったねんどぼうや。
    ダイナミックな絵とストーリーは大迫力で、お話会でも人気です。

    2011・3・11

    あの日から、私たちの認識や意識は大きく変化しました。

    村のひとや家畜が全部飲み込まれてで何もなくなった世界・・
    これまで絵本の中でしか有りえなかったことが
    現実に起こってしまいました。
    金色の目をした勇敢なヤギが、目に見えない「ねんどぼうや」のおなかを突き破って、もとの世界に戻してくれたらどんなにいいだろうと、
    今は思います。

    投稿日:2011/04/18

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  • 子供は楽しいかも

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    せっかく作ってかわいがったねんどぼうやに、食べられてしまうなんて、びっくりでした
    恐ろしいほどに予想もつかないお話の展開に、子供は面白さがあるのかもしれません
    イラストは迫力もあり動きも感じます
    最後のセリフを読んだ時、語り継いでいくうちに、お話も変化していくこともあるような気がしました

    投稿日:2011/02/09

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  • 意外な動物が現われて、めでたしめでたし。

    表題のあとに、“いろいろな国に、少しずつかたちを変えて、つたわっています”とあるように、どこかで読んだことがあるようなお話しです。
    おじいさんとおばあさんが子どものいない寂しさを紛らわすように、ねんどで男の子をこしらえました。するとねんどはすっくと立ち上がり、「ぼく、ねんどぼうや!おなかぺこぺこ」と言いました。ミルクとパンを平らげたねんどぼうやが、「もっと!もっと!」と言うのを聞いて、かるい悪寒が走りました。嫌な予感は的中!さらにヒートアップするねんどぼうやは、手当たりしだいに何でも飲み込んでいきます。槙ひろしさんの『くいしんぼうのあおむしくん』のリアル版という感じで、擬音も効いて恐怖さえ感じました。やり切れないエンディングを覚悟しはじめた頃、意外な動物が現われて、めでたしめでたしで幕引きとなるのですが、あの動物は外国では神の化身なのでしょうか?有名なノルウェーの昔話を連想する方も多いと思います。
    ある程度大きくなってから読まないと、怖すぎてこどもがついて来ないと思いますが、我が家ではめずらしく、息子が続けて持って来たので☆5としました。のちのちまで心に残りそうな作品です。

    投稿日:2010/09/23

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  • 最後にはほっとしました

    ロシアの昔話だそうですが、色遣いや絵の感じがアメリカっぽいなあと思いました。

    あどけない感じのタイトルからは想像できませんが、ちょっと怖かったです。

    「ついでにペロリ」とか「おなかのかわ」とかそんな話を彷彿とさせます。

    絵がリアルな感じなところがあるので、それがちょっと怖かったです。

    最後にはほっとしました。

    これで終わったら本当のホラーですもんね。

    投稿日:2010/08/17

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  • こんな結末アリ?!

    かわいいおはなしとおもっていたら、なかなかシュールな展開で、いい意味でうらぎられました。それが新鮮で、心に残りました。
    なんどか、図書館でかりましたが、けっきょく買ってしまいました。
    不思議な気持ちが体験できます。子供も、私も好きで、お友達にもすすめています。

    投稿日:2010/01/21

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  • こわいもの見たさ?

    • キュロさん
    • 30代
    • ママ
    • 山梨県
    • 男の子4歳、女の子1歳

    ねんどぼうやという、かわいらしいタイトルに興味をひかれ、主人が借りてきた一冊です。
    が、、本当にこわい!!
    鶏や犬が食べられるところから始まり、村中の人たちが食べられてしまう!!!
    読んでいるこちらはゾクゾクするのに、
    なぜか子供たちは、この本を読んで読んでと言うんです。。
    こわいもの見たさでしょうか?
    しかし、ジッと聞き入っている子供たちの顔が、勇敢なヤギの登場でホッと緩むのも分かります。
    私はこわいのが苦手なので、人にはおすすめできません。

    投稿日:2008/01/30

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  • ある意味ホラー絵本です。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子7歳

    ヨーロッパ各地に似たような伝承が残っているらしいのですが、こちらの物語もなかなか怖いお話でした。

    自分たちの子供が大きくなって、巣立っていったのを淋しく思う老夫婦が、泥の粘土で「ねんどぼうや」を作ります。
    ここまでは、「ピノキオ」とか、「一寸法師」みたいな、親孝行の出世話?なんて気楽に想像していたのですが、この「ねんどぼうや」、そんな想像をはるかに超えた驚異の怪物でした!
    おじいさんとおばあさんが「かわいい。かわいい」と、与える食べ物では飽き足らず、おじいさんたちの家の食糧だけでなく、家畜まで食べつくし。(ひぃっ!)
    それでも足りなくて、自分を作り出してくれたおじいさん、おばあさんまで食べてしまいます。
    これでお終い。
    ではなくて、それでもお腹が満たされない「ねんどぼうや」は、家を出ると村中のすべての生き物を食べつくしてしまうのです。(こわっ!)
    更に村を出て、最初に出会ったヤギも食べてしまおうと思ったのですが…。
    (ヨーロッパの人たちにとって、「ヤギ」は神聖な生き物なのでしょうか?)
    このヤギが、大変頭が切れて行動力があったので、「ねんどぼうや」の大きく膨れたお腹にタックルして、彼のお腹を壊し、食べられていた村の人たちを助けて、めでたしめでたし。となります。
    なかなかスリルのある昔話でした。(ホントにあったら怖いけど)でも、これって、今映画で作ったら、むちゃくちゃ怖いものが作れそうですよね〜。

    投稿日:2007/05/22

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  • 顔に似合わずこわいぼうや

    子供は、粘土、どろんこ大好き。
    表紙を歩く、人形の男の子の絵と「ねんどぼうや」のかわいらしい題名で、借りてきた絵本でしたが...
    このねんどぼうや、いくら食べても満足しない。
    とうとう、自分を造ってくれたおじいさんやおばあさんまで丸飲みにし、町中をねり歩いて、生き物もそうでないものも、すべてを飲み込んでしまうのです。
    食べるたびにどんどん大きくなり、つぎつぎと人間や動物を飲み込む描写がなんともリアルで、おそろしい。
    最後に、やぎの一突きで、ねんどぼうやのおなかがペリンと壊れ、無傷のまま、みんなが出てくるのは爽快だけれど...
    ちょっと生々しいです。
    が、ごくりと生つば飲みこんで、静かに聞いていた息子は、読み終わった後に
    「もう一回。」
    と久しぶりに2度読みを催促。
    こわいもの見たさでしょうか?
    人が飲み込まれる場面が出てくるたびに、
    「すごいね、こんなにやったら食べれるんだ。」と妙に感心していました。
    う〜ん、それにしても、やっぱりこわい。

    投稿日:2007/05/02

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