我が家には西村さんの『やこうれっしゃ』があるせいか、娘もはじめから
「わあ、やこうれっしゃとおんなじだねえ」などと言いながら楽しく
読んでいました。
でも。
おばけのページだけは読めない(笑)。
都会の駅から電車に乗ってがたごとがたごとすすんでいった人々が
動物になったり、昔の人になったりするページは、もう食い入るように
眺め、誰がどれに変わってしまったのか、ひとつひとつこたえていた
のですが、おばけのページだけは・・(笑)。
それほど怖くもないのだけどなあ。
夫がめざとくこの絵本をみつけ(なにせ、『やこうれっしゃ』を買った
のは夫ですので)、「なになに?この絵本!」と言った時も、娘は
「これおもしろいんだよお。この人がこうなってね」と、説明して
あげていました(もちろんおばけのページだけはなしです。笑)。
あ、娘には「この絵本の文章を書いた人は『おれたちともだち!』
シリーズの文章を書いた人だよ」とも教えてあげました。絵と違って
文章ではなかなか「あの絵本と一緒!」とはわかりにくいですからねえ。
いろいろ読んでいるうちにわかってきたりもするものなのかしらん。