ディック・ブルーナの作品は、年齢別のオススメができる工夫がなされています。
この作品は、0才からとなっていて、子どもがはじめてであう絵本というカテゴリーに属しています。
「わたしのしゃつは しろ」で始まるのですが、この時、女の子の絵は真っ白です。
次のページで、「くつしたは あか」となって、白いキャンパスにくつしたの赤だけがくっきり目立ちます。
その繰り返しなので、色というものを覚えるきっかけになる絵本だと思います。
女の子の絵が、シンプルなのに表情豊かなので、気に入る赤ちゃんも多いことでしょう。
0才からという設定に相応しい絵本です。