何日も続く日照りのせいで、10匹のかえるたちをはじめ、水に住む生き物や草花たちは干からびて元気がありません。
そこで、100年前の記録をたよりに雨乞いの儀式を行うことになりました。そのためにかえるたちはざんざんやまへ向かいます。道中出会う生き物たちもみな、日照りのせいで元気はなく、いつもは天敵のヘビもへなへなで枯れ枝のようになってしまっています。今回はそんなへびの助けもかりて、ようやくざんざんやまにたどりつくことができました。
雨乞いのあとは無事、雨も降りだしてハッピーエンド。雨に喜びいきいきとした生き物たちの姿がよかったです。
雨降りばかりはがっかりするけれど、やっぱり雨って大切ですよね。恵みの雨っていう言葉が身にしみて分かるお話でした。