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天動説の絵本」 みんなの声

天動説の絵本 作・絵:安野 光雅
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:1979年08月
ISBN:9784834007510
評価スコア 4.9
評価ランキング 9
みんなの声 総数 19
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19件見つかりました

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  • 手放せない美しい絵本

    • PDさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子8歳

    安野さんと言えばふしぎな絵ということで、子供の頃はこれも安野さんの空想だと思って見ていました。
    今では地動説が当たり前ですが、この本を見ているうちに当時の人たちの気持ちになっていきます。
    確かに少し子供には難しいかもしれませんが、私自身も子供の頃、意味はよくわからずともなぜか手放せない絵本でした。
    意味をわからずに絵を眺めているだけでも、充分価値のある美麗な絵本だと思います。

    投稿日:2008/05/19

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  • さすが安野さん

    安野光雅さんの絵本だったので選びました。安野さんの素晴らしい世界が広がっていました。天が動いているという考え方をしていた時代の事をとても分かりやすく説明していると思いました。子供が科学に対して自然に親しみが湧き興味を持てる気脚気になる絵本だと思いました。今では当たり前だとされることも昔は違ったのだという事も良く分かって良いと思いました。そう考えると現在も同じことが当てはまるのではないかと思い色々疑ってかかる事も意義のある事だと教えてくれる絵本でした。大人もとても楽しめる絵本だと思いました。世界観が違う時代にタイムスリップしたかのように感じました。有意義な時間を過ごすことが出来ました。

    投稿日:2007/11/27

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  • 悪いことは魔法使いのせいだった

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子15歳、女の子13歳、女の子11歳

    天動説を信じていた頃の人々の願いや常識や社会の動きを、安野さんの躍動的な絵とともに描いています。

    大変失礼な事と充分承知しつつ言わせていただくと、私はこの本の「解説とあとがき」に一番感動してしまいました。
    命を懸けて地動説を説いたブルーノ、コペルニクスやガリレオたちの苦しみ・悲しみがあったからこそ、『地球は丸くて動く』が常識になったのだと。だからと言って、あの時代に迷信を信じていた人々をばかにしてはいけない。現代に到達するためにはどうしても必要な時代だったのだから。
    これらのことは、決して教科書から読み取れるものではありません。
    私もこの歳でやっと知ることのできた『驚きと悲しみの地動説』です。時間がかかってもみんなにわかってほしいですね。

    これから、星がきれいな季節になります。大好きな「冬の大三角」をながめながら、悲しみを背負った先人たちに想いをはせたいと思います。

    投稿日:2006/09/20

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  • やわらかい語り口なのに

    やわらかい語り口でらくらく読めるのに、西洋史の暗黒面のとっかかりがわかってしまうすごい本。お話風になっていて、ガリレオ等の実際の人物名は使われていません(巻末の、さらに詳しく知りたい人向けのコラムには書かれています)本編はもちろんのこと、この絵本を書いた安野氏の最後のメッセージが秀逸です。天動説は地動説にたどり着くために通ってこないといけない必然の道筋だった・・・でもそのために多くの犠牲も出したことを、「子供達は知っておく必要があると思う」とのこと。子供達は、障害のことであれ、環境破壊のことであれ、歴史の暗黒面であれ、知っておかなくてはならない。まったく同感です。年長になったらすぐ読み聞かせて長く手許におきたい絵本です。

    投稿日:2006/08/30

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  • そういうことだったのか

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    私用に借りてきました。ちょっとこれは子供にはちんぷんかんぷんだと思ったので、私一人の感想です。

    日本の昔話なんかで、洪水がおこったから人柱を立ててお祈りしたようなシーンを見て
    「ああ、ひどいなあ。昔の人はなんてばかなことをしたんだ・・」と思うことがしばしばあります。こういうシーンを見るのはつらいので昔話がいやだなと思っていました。
    しかし、この本を読むと迷信の時代に生きていた人たちの背景と考えがよく分かり納得しました。当時はそういう理不尽な行動が正常だったのかもしれません。

    今でこそ、地球が太陽のまわりを回っているのを知らない人はいないと思います。知らなくてもそのうち学校で習うでしょう。そのときに、ぜひ子供にこの本を読んで欲しいと思います。私は、とても感動しましたから。小学校の先生、ぜひこの本を推薦してください。
    ガリレオとニュートンが同じ時代に生きていたら歴史は変わったのかもと思いながら、言葉に表せぬ感慨に浸っています。

    また、安野さんの絵の細工がたくさんあります。
    地面に注目して見てください。

    投稿日:2006/08/17

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  • よーく絵を見てみると……

    • OVAさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子12歳、女の子9歳

    どちらかというと大人向けの絵本だと思います。私は学生時代に読んで大好きになり、大学の講義の、書評を書く課題でも取り上げたくらいですが、小学生でも低学年ではまだ難しいと思います。
    天動説から、地動説へ変わる歴史を題材にした絵本ですが、よーく絵を見てみると、安野さんらしい「しかけ」がしてあります。平面だった地平線がいつの間にか丸くなり、最初は地球に腰掛けて、ひもがついた太陽を持っていた天使が、最後には逆に、太陽に座って、ひものついた地球を持つようになります。「あれっ、いつの間に?」と、もう一度最初から読み直したくなってしまいます。
    そして、「地球はまるい」と信じて海に漕ぎ出した人々を待つ人たちの、「かみさま!」という祈りが、何より心に響きます。天動説が地動説になっても、時代が変わっても、そういうものは変わりませんよね。

    投稿日:2006/02/22

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  • 子供のころに頂いた本です

    • えほんさん
    • 30代
    • その他の方
    • 福島県

    私が 小学生(低学年)だった頃に 知り合いから頂いた本です。
    子供の頃は 意味がわからない本でしたが、今も大事に持っているので よほど 気に入ったのではないかと思います。
    どこがどう好きかと聞かれると困りますが、20年以上大切にしています

    投稿日:2005/07/12

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  • 天動説を信じている子ども達へ

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    2004年秋、国立天文台のアンケート調査で、
    小学生の4割が太陽は地球のまわりを回っていると思っている、
    との記事が話題になりました。
    この絵本は、まさにそんな子ども達へのメッセージとなるのではないでしょうか?

    作者はあとがきで「地動説の驚きと悲しみを感じてもらいたい」と書いています。
    天動説が信じられていた頃の世界観が、
    まるで中世の史料を感じさせる絵で語られます。
    この世界観を知らずして、地動説を語る無かれ、でしょうか。
    巻末にはしっかりとした解説もありますので、
    ぜひ親子でチェックして欲しいです。

    投稿日:2005/05/08

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  • 歴史を語るという事。

    こんばんわ。
    コルダエラでございます。
    随分とまた、マイナーなと仰いますな!
    私は、西洋史が大好きなのですが、
    誰かに、歴史を語って聞かせるとしたら、
    こんな風に、語って聞かせたい!と、思いましたよ。
    さらり、さらりと深い歴史を語る才能が欲しい!!
    もっと、知りたくなってしまう
    魅力的な文章を語ってみたいですね。
    段々と、地球の上の、
    ほんの片隅の事でした、みたいな、ラストは、
    寂しくて、たまらなくなってしまいました!

    投稿日:2004/03/02

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