「きいちごだより」 みんなの声

図鑑などが大好きな息子にピッタリの本でした。
キイチゴにこんなに種類があるなんて！と私も一緒になって
読んでしまいました。

キイチゴの説明が動物たちのお手紙に書かれていて
子供にもすんなり頭に入ってくるようです。

きいちごとひとえにいっても、いろいろな種類のものがあるんだと、この本を読んで初めて知りました。
こんなに種類があるなんて、おどろきでしたし、種類によって生息する場所や色・形がさまざまなことも興味をそそられました。
きいちごの絵が実物大でえがかれているので、まるで図鑑のよう。でも、動物達のおたよりのなかにそのきいちごが登場しているところが、図鑑プラスαのやわらかみを出していると思いました。
きいちごの実だけではなく、花も美しいんですね。花と実の両方を見て楽しみ、食べて楽しむ。そんな自然の恩恵を受けたくなりました。
一冊もって、野に山にと出かけたくなる、そんな絵本です。

いろいろなきいちごのことをお手紙に読み込んで送るというお手紙好きな子にとっては、嬉しくなってしまう本です。

絵がとても美しく見ているだけでも楽しいです。

最後には、きいちごの分布と実がなる時期が表になっているので、この本を元にきいちご摘みに行くのもいいでしょう。

きいちご摘みは、一度経験したことがありますが、童心に戻ってとても楽しかったです。そんな思い出も読みながら蘇ってきました。

各地方に住む動物たちが、お手紙のやりとりを通して
自分たちの住むもりの中の木イチゴについてご案内♪

木イチゴって、こんなにたくさんの種類があるんですね！
それに、その種類の違いが一目で分かるように描かれた繊細な挿絵。
子どもたちにも分かりやすい、キッズ図鑑のようです♪

年に１回、キャンプを楽しんでる我が家ですが、そこでも見かける木イチゴ。
自然の恵みをたっぷり受けて実ってるだけに、みは小さいながらも
すごく甘い。そんな様子を知ってる子どもたちも、読みながら
「わ〜、おいしそう！」それから、いつも見かける木イチゴとは違って
黄色い色をしてたり、みが大きめだったりのにも
「こんなにたくさんの種類があって、全部食べてみたいな〜」
ってすぐに反応（＃＾.＾＃）

動物たちのお手紙には、住んでる土地の方言口調で書かれてる物もあって
その方言にも興味津々な子どもたちでした♪

実物大で描かれたいろんなきいちごが圧巻。
丁寧に丁寧に描かれた木苺や動物達には命が宿るのか
写真よりもはるかに繊細でこまやかで訴えてくる力に溢れています。

りすのりすえが、くまのくまたへお手紙をかきます。
みちすがらみつけた　もみじいちご　のことを。

動物達はそれぞれ自分の住む傍のきいちごのことをとても観察深く報告しあいます。

小さな動物らしい観点から、食いしん坊な観点から。

ひつじさんは、どこの出身なんでしょうか。
「〜〜〜だなも」「〜〜〜おくんなしょ」　と、とっても方言が可愛らしい。

読んでいて子供達はクスクス。　なんか可笑しいね。って。

たくさんのお手紙たち、可愛らしい絵、見ていて飽きません。
子供達もじっくりじっくり眺めていました。
全部を一度に読むとかなり長いのですが、とても集中していました。

ありがまとめたきいちごの特徴迷路？がすばらしいです。
夏休みの自由研究のようです。

動物達が自分の村のきいちごのことを手紙に書きます。
くまのくまたくんへ
　　　　　　　　　　りすのりすえ
なんとも素敵でしょう？
いろんなきいちごが登場しますが、全て写実的な実物大、が嬉しいですね。
図鑑としても通用するかもしれません。
方言あり、外国からの便りあり、６月から１２月、バラエティ豊かです。
ラストにはきいちごのゼリーやジャムのレシピ。
うれしいですね。

小さい頃、身近にあったきいちごがなぜか友達みたいに大好きでした。図書館でふと見つけて読み、びっくりいしました。きいちごって、こんなにいろいろ仲間があるんですね。いろんな場所に育つきいちごや草の実を、それが大好きな動物たちが、紹介してくれます。個性的な動物たちをその手紙から親子でいっしょに想像するのもいいでしょうね。森の小道を分けて行く時のような、次は何？という楽しみと期待に満ちた本です。きいちごを書いた絵本はたくさんあるようですが、ただ愛らしい物語というのでなく、この本は自然そのものを描いてくれています。だから、いくらでも想像が広がり、いろんな楽しみかたができます。私はとっても気に入ってしまいました。

日本全国に生えている「きいちご」を、どうぶつ達がそれぞれの友達へ手紙に書いて紹介するというちょっと趣の変わった絵本です。
　やぎの「めえこ」さんは、うさぎの「うさよ」さんに「くさいちご」のことを、ひつじの「まきこ」さんはかけすの「かけごろう」さんへ「にがいちご（かんでもにがくないよ、ジャムにするとおいしいよ）」のことを、という具合に１７種類の木イチゴの話が書かれています。

ページいっぱいに書かれた木イチゴの絵は、図鑑にひけをとらないくらい正確で美しいです。お手紙の中には、かわいい絵もはさまれていて、ただ眺めているだけでも十分楽しいですよ。


お手紙を出すどうぶつ達も結構個性的で、ちょっと方言入っているものもいたりして、読み聞かせするにはうってつけかも。一人に読むより、頭つき合わせて何人かに読んであげるのがおすすめかな。読み終わるとみんな「キイチゴ博士」です！