「ワニくんのバナナ」 みんなの声

４歳次女に読みました、このお話はワニくんがバナナを独り占めしちゃうとこから始まるんです。でも、意地悪したみんながワニくんの分の椅子を用意してることがわかって…。ワニくんの気持ちの変化がとても良かったです。

我が家の次女も食べ物には目がない食いしん坊。お姉ちゃんと食べ物もなかなか分けられず…。こんな変化があるといいのになと思いながら読みました。みんなで食べるのが１番楽しいからね。

バナナを一人占めしようとしたワニくんですが、意地悪ばかりしていた

ワニくんに、みんなはワニくんの場所まで用意してあったのです。皆の

優しさを知ったワニくんは、みんなと一緒にバナナを食べることが出来

ました。親切に優しくされるとやっぱり優しさは伝染するものだと思い

ました。みんなで食べるバナナが美味しいことに気づいてワニくんよか

ったね！人との接し方がよくわからなかっただけだと思いました。

周りが気づかってあげることも必要なことだと思いました。

裏表紙のバナナの皮が山積みにされていたので、みんながお腹いっぱい

食べれたのだと思うととても嬉しくなりました。バナナが食べたくなっ

たのはいうまでもありません。

絵本を縦にしたり横にしたりして、高ーいバナナの木をページいっぱいに表現しています。
意地悪ワニ君がバナナを独り占めしているのですが、ワニ君肝心のバナナを食べたことはないのです。しかし、ある日大嵐が来て、バナナの木は倒れてしまいます。高い木の上にあるときには手が出なかったけれど、朝までに全部食べてやる！！と暗い中、意気込んでバナナのそばに向かうと、そこには今まで意地悪していたのに、ちゃんとワニ君のいすも用意されていました。
みんなで食べるとおいしいもんねー。
娘はこの本がなぜか大好きで、動物たちやワニ君のせりふを何度もいっしょに読みながら、最終的にはバナナのおやつを食べたがります。バナナがないときは悲惨です＾_＾；

この絵本、ユニークなことに絵本の向きが途中で変わるのです。最初は、縦向き。バナナの木があらしで倒れてからは、横向き。バナナの木にあわせているなんて、なんだか面白い。
ストーリーですが、このワニくん、とってもいじわる。人相もめちゃめちゃ悪い。バナナは自分のものだと独り占め。だけど、自分がいじわるしたみんなの優しさに触れてからというもの、優しいワニくんに・・・。ほら、ラストのページでは、ワニくんの顔もほころんでいますよ。バナナも一人で食べるよりも、みんなで食べたほうがきっと美味しいものね。