3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。999ひきのかえるシリーズがすきで読んでやりました。どの順番で読むべきかわかりませんが、こちらを3冊目として読んでやりました。結果的に他の2冊とはあまり関連性がないように見受けられます。
999ひきのたまごがかえり、999ひきのかえるになると生まれそだった池は狭くてきちきち。おとうさんかえるが一代決心をして、池の引越しを決定!あてもなく、999ひきが一列になって池を探して大移動!ところが天敵のへびに遭遇。なんとか逃げる事ができますが、とんびというあらたな天敵におとうさんがさらわれてしまいます。それをおかあさんかえるが、そしておかあさんかえるを999ひきのかえるが次々にとびついて、一本の長い鎖のようにぶらさがることに。これにはとんびもびっくり。えさが増えたというよりは、重くてしょうがない。ついにおとうさんかえるを離して・・・。
とんびにおとうさんかえるがつかまったときは、息子は食べられて死んでしまうとちょっと悲しげな顔。でも、最後は無事だったので安心しました。そういう展開に弱いお子さんにはお勧めできませんが、ちゃんと999ひきプラス二親のかえるは無事なので、安心して読んであげられますよ。いつのまにかかえるの立場でストーリー展開が理解できるようになったのには少々びっくりしましたね。ところ変われば、かえるは別な視点でも見られますからね(私はかえるは苦手なので、嫌いの部類にはいっていますし・・・)。そういう子どもの成長をかいまみることができるストーリーですよ。