私は、さとうわきこさんの作品が好きで、
子どもたちが低年齢の頃から、ほとんどの作品を読んできました。
特に「ばばばあちゃんシリーズ」は、毎回ばばばあちゃんのやることなすことがコミカルで楽しかったり、
読み手の大人でも「なるほど!」というような、
秘密のレシピや生活の知恵を教えてくれたりするので、楽しく読んできました。
最近子どもたちが大きくなってきたこともあり、久しぶりに検索していて「ばばばあちゃん」の新作を見て飛び付いたのですが、
……う〜ん?
鳥の巣を作ってあげることも悪くはないし、迷子の小鳥の親を探してあげることも悪くはないんですが、
今までの作品に比べると、ばばばあちゃんがあまり生き生きしてない!!
それがとっても残でしたので、申し訳ないのですが、
感想の評価は低めにしてしまいました。
この手のお話なら、ばばばあちゃんでなくても読めます。
私はばばばあちゃんならではの、元気で楽しい絵本が読みたいです。
子どもたちにも、そういう「ばばばあちゃん」を伝えていきたいです。