「きょだいな きょだいな」 みんなの声

この本は、以前にお話会で読んでいただいた本です。
その時にずいぶん気に入ってしまい、
ずっと図書館で借りたりしていましたが、
やっと手に入れました。

言葉にリズムがあってテンポよく読めるので、
当時３歳ぐらいだった娘も話の内容に夢中になることが出来ました。
そして話の内容とういうのが、
これまた荒唐無稽。
広い野原に忽然と現れる「きょだいな」もの。
大人は「なんで」と勘ぐりますが、
子供は素直に楽しみます。

泡だて器の場面で、
「空をかき回したらどうなるか」なんて
頭の固い大人じゃ考え付かない。

最後の扇風機に飛ばされる子供たちの表情が素敵。
全然恐怖心なんて感じてない。
飛ばされまいと必死にしがみつく大人たちを尻目に、
楽しそうにふわりふわりと飛んでゆく子供たち。
そう、飛ばされるその行き先を知っているのですね。

＊＊＊きょだいな　きょだいな＊＊＊

表紙を見て何のお話かなと？？？と思いました♪

♪あったとさ　あったとさ　

広い　のっぱら　どまんなか

巨大な　○○　あったとさ♪

とリズムに乗って　身近な物が「ドーーーーン」

と現れます。

そして子どもが１００人現れて色々な遊びをするんです♪

この「発想」がとても面白い（＾◇＾）

なんかリズムに乗って読んでてとても楽しくなりますねえ♪

赤ちゃんにはチョット難しいかもしれませんが・・・！

３歳位のお子さんから楽しめそうですよ♪

児童館で読んで頂いたことがあります。
身の回りのものがとてつもなく大きくなって，広い野原に出現。
それを使って100人の子供達が遊ぶ様子が楽しい楽しい。
大きな扇風機の風に乗って，子供達がお父さんやお母さんのところに降ってくるラストが，微笑ましくて大好きです。

きょだいな電話に、トイレットペーパー、ガラスのビン…
そして、ひろーい原っぱを旅するキツネとどこからともなくやってくる１００人の子ども。
いろいろなきょだいなもので子どもがダイナミックに遊ぶ姿が活き活きと描かれており、私も１００人の子どもに交じって一緒に遊びたいなーと思わせる絵本です。
もうひとつ、降矢ななさんの絵もとてもステキです。色使いが鮮やかで、やわらかいタッチの絵は読者を和ませてくれます。
子どもと次は何が出てくるか楽しみにしながら読める絵本だと思います。

とてもテンポのいい絵本です♪
「あったとさ　あったとさ〜」ではじまるこのフレーズは
最後にはリズムをつけて体を揺らしながら読んでます（＾＾）

内容も飽きさせませんね、娘はトイレットペーパーの時がお気に入りで、
その部分になると、一緒になっておしりを拭くマネをしてます（笑）

キツネが案内人のように、必ずページに出てくるので
探すのも楽しいです。
ホント、きょだいな・・・スケールの大きい
楽しめる絵本でした〜♪

のっけから、どかんと、巨大なピアノですもの。

のっぱらには、いろんな巨大なものが転がっているのですが、何が出てくるのか、考えもつかないようなものばかりです。

ページを繰るたびに出てくるものに、驚き、感心、笑い。

親の私は、すっかり固くなってしまった頭の体操をさせてもらった感じですし、うちの子は、げらげら笑って喜ぶし。

最後に、風に吹き飛ばされた子供たちが、空へ舞い上がってそれぞれの親元に、わらわらと、降って来る！　そして、しっかり抱きとめられているところでおしまい。
ほほえましく、好感がもてました。

なんといっても、子供心をくすぐる一冊です。

「あったとさ　あったとさ
　ひろい　のっぱら　どまんなか
　きょだいな　ピアノが　あったとさ」

現実には、ありえないことがこの絵本の世界ではあたりまえに実在する。
娘は大喜び。
リズミカルな言葉の繰り返しに、突拍子もないストーリーに釘付け。
１００人も集まれば、そんなに楽しい？

最後に、扇風機で飛ばされた子供達が親のもとに戻っていくところが、
「ほっ。」としたのは私だけでしょうか。

楽しいフレーズが耳に心地よく残ります。

脇役のきつねくんを見るだけでも楽しいですよ。

息子の幼稚園の年中さんのクラスで読み聞かせをしました。
「あったとさ〜、あったとさ」を子ども達とかけあいでやったところ、大うけでした！
みんな、大きな声を出して、本を楽しんでました。
子ども達が一番喜んでいたのは、やはり「きょだいなトイレットペーパー」が出てくるところでした。
リズム感がある絵本なので、集団向けの読み聞かせにもおすすめです！

読み始めはスゴクスゴクメンドクサインデス・・・
デモでも読み進めていくとと〜ても楽しくなります＾＾

あ〜こんなことできたら楽しいだろうな〜？！
って感じながら読んでいくともっともっと楽しめる絵本だと思います。

色々な読み方があっていいと思います。何人かの読み聞かせを聞きましたが、教え子の一人の、リズミカルな読み方が好きです。「あーったとさ　あったとさ　ひろいのっぱらどまんなか　きょだいな　ピアノがあったとさ」　こんなピアノとかせっけんとかは実際にあるわけがないから面白味が倍増するのです。読んでいる本人が楽しそうに読んでいれば子どもも楽しくなること間違いなし。巨大な扇風機に飛ばされた子ども達はそれぞれ親の腕の中へ帰って行きました。初めから登場していた狐が最後には見られません。どこへ行ってしまったのでしょうか？　最後のページにはいないけれど、狐も森の親狐のもとへ帰ったのだと思います。裏表紙はそう思わせる場面になっています。

長谷川・降矢コンビの絵本はどれも展開が面白く、ダイナミックで大好きです。